ニュースリリース

2005年5月9日

高速で画像処理を行う新開発チップ搭載のオフィス用カラー複合機
"キヤノン Color imageRUNNER iR C3170" など4モデルを発売



キヤノンは、オフィス用カラー複合機の新製品として、新開発の画像処理チップ「新カラーiRコントローラ」の搭載により、画像処理速度をさらに向上した中・低速機4モデルを、5月下旬から発売します。

iR C3170F
iR C3170F

キヤノン Color imageRUNNER iR C3170‥‥価格(税別) 119万円(発売日:2005年5月下旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C3170F‥‥価格(税別) 162万円(発売日:2005年5月下旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C2570‥‥価格(税別) 104万円(発売日:2005年5月下旬)
キヤノン Color imageRUNNER iR C2570F‥‥価格(税別) 147万円(発売日:2005年5月下旬)

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お客様相談センター
TEL 050-555-90051
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9319にお問い合わせください。



新製品はいずれも、クラス最小※1となる幅565mmのコンパクトボディに、先進の画像処理能力と、ネットワークとの高い相互接続性を備えた、普及タイプのオフィス用カラー複合機です。
画像処理能力としては、新開発の高性能画像処理チップ「新カラーiRコントローラ」の搭載により、演算速度が従来の約2倍に向上しているため、情報量が大きいカラー文書でも高速で電子化したり、高精細に出力することが可能です。ネットワークとの相互接続性においては、3種類のネットワークプロトコルに対応しており、WindowsやMacintoshなど複数のオペレーション・システムが混在するオフィスにおいても、共有プリンターとして利用※2できます。また、文書や帳票、デザイン、DTP(Desk Top Publishing)など幅広い印刷目的にそれぞれ最適な4種類のページ記述言語に対応※3しているため、ニーズに合わせて高品位な出力をストレスなく得ることが可能です。
このほか、ウェブブラウザ機能により、イントラネット・インターネット上の情報を操作パネルに表示して出力できる※3ため、外出先や会議室での情報端末としても力を発揮します。また、カラーインターネットファクス※3への対応や、独自の機能拡張プラットフォーム「MEAP※4」の搭載など、通信機能の利便性やシステムの拡張性を大幅に向上しています。 なお、新製品は、A4ヨコの出力スピードがカラーで7枚/分、モノクロで31枚/分の "iR C3170/iR C3170F" と、同カラーで7枚/分、モノクロで25枚/分の "iR C2570/iR C2570F" からなり、それぞれコピー機能に特化したモデルとプリンター、スキャナー、ファクス機能を加えたモデルを用意しています。これにより、使用環境に合わせて最適なモデルを選択することができます。


※1 2005年4月25日現在の、両面機能を備えたオフィス用カラー複合機において。
※2  "iR C3170/iR C2570" でプリント機能、ファクス機能を利用するには、別途オプションが必要です。
※3 別途オプションが必要です。
※4 Multifunctional Embedded Application Platformの略です。

【デジタル複合機の市場動向】

2004年のデジタル複合機の市場規模は、世界市場で約500万台、国内市場で約48万台でした。2005年は、カラー機の需要が堅調に推移し、カラー、モノクロをあわせたデジタル複合機全体で、世界市場では約600万台、国内市場では約56万台になると予想しています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

多くのオフィスでは、円滑なコミュニケーションを目的として、視認性や訴求力に優れるカラー文書の利用や、電子ファイリング、配信システムの導入を進めています。しかしながら、情報量の大きなカラー文書は、電子化や出力に時間がかかり、またネットワークを介して配信・蓄積するには、インフラを強化する必要もありました。こうした中、キヤノンは、画期的な画像処理技術や圧縮技術を搭載したオフィス用カラー複合機「Color imageRUNNER」シリーズを2002年に発売し、オフィスにおける手軽なカラーデータの入出力や蓄積、配信を可能にしたことで、市場から高い評価を得ています。

今回の新製品は、モノクロ文書と同じ感覚で、カラー文書を電子化・配信できるように、画像処理性能のさらなる向上を図ったモデルです。その核となる画像処理チップを一新して、演算性能を飛躍的に高めるとともに、セキュリティー強化やシステム拡張のための付加機能を実装しています。
今回の新製品を市場投入することで、キヤノンは、カラー複合機市場のさらなる拡大を図るとともに、オフィスの業務効率化に貢献して行きます。
なお、今回の新製品発売により、「Color imageRUNNER」シリーズは、カラーで毎分7枚から同32枚まで、モノクロで毎分25枚から同68枚(いずれもA4ヨコ)までの出力スピードをカバーする、計12機種のラインアップが揃うことになります。

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