ニュースリリース

2005年9月2日

広角化と軽量化を実現したポータブルタイプのTVカメラ用ズームレンズ
"キヤノン YJ20×8.5B KRS" 、"キヤノン YJ13×6B IRS/KRS" を発売



キヤノンは、広角化と軽量化を実現したポータブルタイプのTVカメラ用ズームレンズ "キヤノンYJ20×8.5B KRS" と "キヤノンYJ13×6B IRS/KRS" を9月中旬より、順次発売します。

YJ20×8.5B KRS
YJ20×8.5B KRS
YJ13×6B IRS
YJ13×6B IRS

キヤノン YJ20×8.5B KRS※1‥‥ 発売日:2005年 9月中旬
キヤノン YJ13×6B IRS※2‥‥ 発売日:2005年11月中旬
キヤノン YJ13×6B KRS※1‥‥ 発売日:2005年12月中旬
※1エクステンダーなし。
※2エクステンダー内蔵タイプ。

● 放送・業務用映像機器ホームページへ

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 放送機器営業部
TEL 03-3740-3304(直通)



新製品 "YJ20×8.5B KRS" は、高性能なTVカメラ用レンズとして高い評価を得た「YJ19×9B」(2001年7月発売)の後継機種で、優れた光学性能を備えたポータブルタイプの業務用ズームレンズです。従来機に比べ、さらなる広角化と高倍率化を図りながら、小型・軽量化を実現しています。

新製品 "YJ13×6B IRS/KRS" は、高い光学性能と使いやすさで好評を博しているポータブルタイプの業務用ズームレンズ「YJ12×6.5B」(1999年5月発売)の後継機種です。先進の光学設計により、クラス最短のワイド端焦点距離6mmを実現しており、広角撮影に威力を発揮します。また、諸収差を良好に補正した優れた光学性能を持ちながら、さらなる軽量化を達成しています。

両機種とも、ドライブユニットに自由曲面を多用することでホールド感を高めるとともに、ズームスピードを高速化するなど、操作性をさらに向上させています。また、鉛フリーガラスの採用など、環境に配慮した設計を行っています。
なお、これらの製品は、9月9日から13日までオランダのアムステルダムで開催される放送機器展「IBC 2005」に出展されます。


 業務用クラスのポータブルSDTVカメラ用レンズとして。2005年8月26日現在。

【市場動向と開発の背景】

近年、業務用TVカメラは、技術の発展に伴い、急速に小型・軽量化が進んでいます。さらに、カメラ本体のレコード部にディスクやメモリーカードなど小型・軽量な新記録媒体が採用されるのにともない、TVカメラ用レンズにも小型・軽量化を望む声が高まってきています。
また、環境への関心が世界的に高まるなか、TVカメラ用レンズにおいても環境配慮製品が求められています。
キヤノンはこうした市場動向を捉え、光学性能のさらなる向上を図りながら、軽量化を実現した環境配慮設計のTVカメラ用レンズ "YJ20×8.5B KRS" と "YJ13×6B IRS/KRS" を市場投入します。

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