ニュースリリース

2005年11月9日

生産性と信頼性のさらなる向上を実現した高速複合機を発売
製本用のオプションを大幅に強化した "iR7105i" など5モデル



キヤノンは、複写業や大企業の集中コピー室などを主な対象として、製本用のオプションを大幅に強化するとともに、大量印刷に求められる生産性、信頼性、操作性をさらに向上した、高速複合機3機種と高速プリンター2機種を12月2日から順次発売します。

imageRUNNER iR7105i
imageRUNNER iR7105i
*オプションのパーフェクトバインダー・A1など装着時。

キヤノン imageRUNNER iR7105i‥‥価格(税別) 700万円 (発売日:2005年12月2日)
キヤノン imageRUNNER iR7095i‥‥価格(税別) 600万円 (発売日:2005年12月2日)
キヤノン imageRUNNER iR7086N‥‥価格(税別) 400万円 (発売日:2005年12月2日)
キヤノン imageRUNNER iR7105B‥‥価格(税別) 650万円 (発売日:2006年2月20日)
キヤノン imageRUNNER iR7086B‥‥価格(税別) 370万円 (発売日:2006年2月20日)

この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90052
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9626にお問い合わせください。



新製品 "imageRUNNER iR7105i" はA4ヨコで105枚/分、 "iR7095i" は同95枚/分、 "iR7086N" は同86枚/分の出力スピードと、コピー、スキャナー、プリンターなどの充実した機能を備えた、モノクロ高速複合機です。
多彩なオプション群を用意することで、丁合、糊付け、断裁、積載までの工程を自動化することが可能なため、高品位な冊子の作成において高い生産性を実現します。また、読み込んだコピー原稿のページレイアウトを取り混ぜて設定できる「ジョブ結合」機能をはじめ、システム状況やエラー発生などの情報を明確に伝える10.4インチ※1の大型操作パネルを搭載しており、操作性にも優れています。さらに、新バージョンの高性能画像処理チップや4ビームレーザー技術を採用することにより、1,200dpi×1,200dpi(プリント時)の高解像出力を達成したほか、高い耐久性を誇るアモルファスシリコン感光ドラムの採用や、用紙の重送を検知して未然に防ぐ重送検知機能※2の搭載などにより、高度な信頼性を備えています。

一方、新製品 "iR7105B" と "iR7086B" は、それぞれ "iR7105i" と "iR7086N" の高画質、高速出力といった基本性能はそのままに、プリンター機能に特化したモデルです。

※1 "iR7105B/iR7086B" の操作パネルは7.8インチです。
※2 "iR7105i/iR7095i/iR7086N" はオプションです。

【高速デジタル複合機の市場動向】

高速デジタル複合機(出力スピードが毎分70枚以上)の2004年の市場規模は、世界市場で約9万1千台、国内市場で約1万3千台でした。2005年においては、複写業など印刷業界のデジタル化や、大企業における資料の内製化が一層進み、世界市場では前年比約2%増の約9万2千台、国内市場は同約2%増の約1万3千台と予想されています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

軽印刷業や複写業において、改訂期間が短く需要予測が困難なパンフレットなど少量多品種の印刷物作成ツールとして、高速デジタル複合機を用いたPOD(プリント・オン・デマンド)が広く普及しつつあります。また、一般オフィスにおいても、各フロアで発生する大量プリントを集中的に処理する部門の設置や、会議資料や簡易マニュアルの内製化など、TCO(Total Cost of Ownership)の削減を目的とした、PODへの取り組みが進んでいます。
こうしたデジタル印刷ワークフローの利便性と経済性が市場で広く認知されるのに伴い、さらに高品位な印刷物もPODで作製したいというニーズが高まっており、複合機には、画質、速度、安定性の向上だけでなく、多様な印刷物を作製するための充実したオプションの用意や高度な編集性能、それらを効率的に活用するための優れた操作性などが求められています。
新製品はいずれも、これらの要望に広く応えるために開発されたもので、オプション群の大幅な強化、業務用途にも配慮した操作性、印刷品質の向上とダウンタイムの削減に貢献する安定稼動など、高度な生産性と信頼性を兼ね備えたモデルです。
なお、 "iR7105i/iR7095i" は複写業や企業の集中印刷室を主な対象とした高速複合機として、また "iR7086N" は大規模オフィスのセンターマシンとして、さらに "iR7105B/iR7086B" は基幹系システムの高速プリンターとして、それぞれ開発されたモデルです。

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