ニュースリリース

2005年12月15日

キヤノンギャラリー S
荒木則行写真展「潜む森」開催のご案内



キヤノン販売株式会社(社長:村瀬治男)は、キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー Sで、2006年1月17日より荒木則行写真展「潜む森」を開催します。
この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 キヤノンギャラリー S
TEL 03-6719-9021





■期間

2006年1月17日(火)~2月28日(火) 10時~17時30分 [休館:日曜日・祝日]
入場無料

■会場

キヤノン S タワー1階  キヤノンギャラリー S

■ご案内

中国・四国地方に的を絞り、名所旧跡や自然風景を撮影する荒木則行氏の写真展。
今回は「潜む森」をテーマに、雨のブナ林や湖畔の森の星空、嵐の後に森を流れ下っていく泥流のすさまじさなど、なかなか目にすることのできない森の表情をつぶさに伝えます。
現場に徹して森に何日も泊まり込み、その表情を克明に写し撮ることで日本文化やこの国の根源に思いを巡らせ、太古のアニミズムを想う同氏の作品は、現代の日本人が忘れ去っている日本人の自然観を代弁しています。
デジタルカメラで撮影されたデータを、森の風合いを醸し出すファインアート紙を使用し、キヤノン大判プリンターimagePROGRAFでプリントし展示します。展示作品は30点程度。
また写真展会場では荒木自身の手によるスライドショーも上映される予定です。

■荒木則行氏メッセージ

森を漂う霧の中で、「潜む」ことに思いを巡らす。
膨大な情報が流布され消却され、また彼方へと忘れ去られていく時代の中で…。

森の中を、一人機材を背負い黙々と歩き続ける。
様々なメディアから自分を遠ざけ、世間からの「情報」に耳を傾けるのではなく、自身の内面に「潜む思い」に意識を向ける。
歩き続ける「潜む森」は、様々な物語との出会いに満ちている。
湖畔の森では満天の星空に出会い、霧のたなびく雨の森ではブナの巨木との、荘厳な出会いもあった。
嵐の後の森では、信じられないくらいの泥流や、風が森を渡って行く姿を目のあたりにした。
まるで時間の積もる音が聞こえて来そうな、そんな「潜む森」で…。

■プロフィール

荒木則行(あらき のりゆき)
1970年愛媛県生まれ。東京工芸大学卒業。在学中から雑誌などでカメラマンを経験、卒業後、アシスタントを経験しフリーランスとなる。現在は中国四国地方に的をしぼり名所旧跡や自然風景などを撮影し、空撮にも積極的に取り組む。

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