ニュースリリース

2006年6月28日

キヤノンが帳票印刷を効率的に行うためのソフトウエア2種類を発売
「mySAP ERP」用のデータ変換ソフト“Enterprise Gateway”
ネットワーク経由で印刷操作が行える“Form Manager”



キヤノンは、SAP社のERP(Enterprise Resource Planning/基幹業務システム)ソフトウエア「mySAP ERP」のデータを、キヤノンの帳票印刷支援ソフトウエア向けに変換するソフトウエア“キヤノン imageWARE Enterprise Gateway(イメージウェア・エンタープライズ・ゲートウェイ) Version 1”と、ネットワークを経由して離れた場所から出力が行える帳票ソフトウエア“キヤノン imageWARE Form Manager(イメージウェア・フォーム・マネージャー) Distribution Server Version 6.2”を本日から順次発売します。

キヤノン imageWARE Enterprise Gateway
Version 1
‥‥ 価格(税別)350万円(発売日:2006年9月下旬)
キヤノン imageWARE Form Manager
Distribution Server Version 6.2
‥‥ 価格(税別)300万円(発売日:2006年6月28日)
 価格はシステム構成内容により異なります。

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
レポーティングソリューション商品企画課
TEL 03-6719-9524

キヤノン販売株式会社は、2006年4月1日、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(略称キヤノンMJ)に社名変更いたしました。



新製品“imageWARE Enterprise Gateway Version 1”は、「mySAP ERP」用の帳票印刷システムを、短期間、低コストで構築することが可能なデータ変換ソフトウエアです。SAP社の標準インターフェースに対応しているため、従来、データ変換を行うために必要とされた膨大な連携プログラムの作成作業を省くことができます。また、キヤノンの印刷管理ソフトウエア「imageWARE Output Manager」と柔軟なデータ連携が行えるため、多彩な印刷管理機能を備えた「mySAP ERP」用の帳票印刷システムを構築することが可能です。

新製品“imageWARE Form Manager Distribution Server Version 6.2”は、デザインの自由度と印刷における多彩なコントロール機能で定評のある帳票印刷支援ソフトウエア「imageWARE Form Manager Version 6」(2005年4月発売)をバージョンアップした製品です。設計した帳票フォーマットに基幹業務システムのデータを合成して、PDFファイルの作成や、効率の良い印刷を行うことが可能です。また、ネットワークを経由して、離れた場所にある複合機やプリンターに帳票を出力することが可能な「配信印刷機能」を新たに搭載しており、管理伝票や業務レポートなどの、定期的な帳票配布業務を自動化することができます。

【帳票印刷システムの市場動向と開発の背景】

人事・経理・財務・生産管理・出荷管理など幅広い分野における、シームレスな情報共有や業務の効率化を実現するERP(基幹業務システム)は、大企業を中心に多くのオフィスで導入されています。また、内部統制を支える情報管理システムの構築が重要な経営課題として注目を集めていることに加え、まもなく旧来のシステムをメンテナンスすることができる人材の多くが退職し始めることを受けて、今後ますますERPの普及が進んでいくと見込まれています。
ほとんどのERPは、帳票印刷システムと組み合わせて販売されていますが、これらのシステムを連携させるためには専用のプログラムを作成する必要があり、そのためのコストや開発期間が、企業にとって大きな負荷となっていました。

今回の新製品"imageWARE Enterprise Gateway Version 1"は、ERP市場で広く普及しているSAP社の「mySAP ERP」に対応した帳票印刷システムを低コスト・短期間で提供するために開発されたデータ変換ソフトウエアです。
また、新製品"imageWARE Form Manager Distribution Server Version 6.2"は、定評のある設計・印刷機能を継承しつつ、配布業務を効率化するために開発された、帳票印刷支援ソフトウエアです。
キヤノンは、帳票印刷システムの市場において、ERPシステムを支援するソフトウエアから出力機器までを一貫して提供する体制をさらに強化することで、ユーザーの課題解決に貢献していきたいと考えています。

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