ニュースリリース

2006年8月22日

キヤノンがフラットベッドスキャナーCanoScanシリーズのラインアップを一新
○高解像度で高画質な読み取りを実現したCCDモデル“CanoScan 8600F/4400F”
○薄型・軽量の立て置きスキャンも可能なCISモデル“CanoScan LiDE 600F/LiDE 70”



キヤノンは、フラットベッドスキャナー“CanoScanシリーズ”の新製品として、CCDモデルの“CanoScan 8600F”と“CanoScan 4400F”、およびCIS(コンタクトイメージセンサー)モデルの“CanoScan LiDE 600F”と“CanoScan LiDE 70”の計4機種を、9月上旬より順次発売し、スキャナーの製品ラインアップを一新します。

CanoScan 8600F
CanoScan 8600F
CanoScan 4400F
CanoScan 4400F

CanoScan LiDE 600F
CanoScan LiDE 600F

キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan 8600F‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月中旬)
キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan 4400F‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月上旬)
キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan LiDE 600F‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月上旬)
キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan LiDE 70‥‥ オープン価格 (発売日:2006年9月上旬)

● CanoScanホームページへ

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TEL 050-555-90021
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最上位モデルの“CanoScan 8600F”とハイコストパフォーマンスモデルの“CanoScan 4400F”は、4,800dpi・48bitの高精細読み取りを高速で実現する使い勝手に優れたCCD読み取りタイプのスキャナーです。35mmフィルムのスキャンが“8600F”では12コマ、“4400F”では6コマまで連続して行えます。また、“8600F”においては、キヤノン独自の画像処理技術「FARE Level3※1」の搭載により、「ごみ傷除去」「退色補正」「粒状感低減」「逆光補正」などの高度な画像処理補正と、自動的に読み取りユニットと連動するバックライト方式光源移動型フィルムスキャンユニットの採用により、クリアで高精細な画像再現を実現します。

新製品“CanoScan LiDE 600F”と“CanoScan LiDE 70”はキヤノン独自の「LIDE(ライド)※2」技術を用いたCISを搭載した、ACアダプタが不要な「ワンプラグスキャン」対応の薄型モデルです。従来機種である「CanoScan LiDE 500F」(2005年2月発売)および「CanoScan LiDE 60」(2005年7月発売)と比較してそれぞれ2倍の高解像度(“CanoScan LiDE 600F”は4,800dpi、“CanoScan LiDE 70”は2,400dpi)を備えています。スタンダードモデルである“LiDE 600F”においては、立て置き平置きなど3通りの中から環境に応じて設置形態を選ぶことができる、従来機種で好評の「3Wayポジション」を継承しています。さらに、「FARE Level3」の搭載により、読み取ったフィルムの画像処理補正が高度に行えるほか、35mmフィルムを6コマ連続して読み取ることが可能です。また、エントリーモデルである“LiDE 70”においては、同梱のスタンドを使用した立て置きスキャンにも対応しています。

新製品はいずれも、「方向検知/自動補正」や「裏写り補正」などの自動補正機能を新たに搭載することにより、スキャナ本体に置く原稿の縦横位置を気にすることなく、最適な画像処理が施されたPDFの作成を自動的に行います。また、作成したファイルを多様に活用できるファイリングソフトウエア「ファイル管理革命Lite※3」を標準同梱しました。読み取ったJPEGやPDFなどのファイルをはじめ、マイクロソフト社のWordやExcelなど、様々な形式のファイルを一括管理することができます。ビューアー上にファイルの内容がサムネイル表示されるので、各アプリケーションを起動することなく簡単にファイルの内容を確認することができます。さらに、様々な状態の紙焼き写真も、逆光補正やごみ傷低減などの多彩な画像処理補正機能により、美しくデジタル化します。
“CanoScan 8600F"、“CanoScan 4400F”、“CanoScan LiDE 600F”においては、文書のファイリングがより簡単にできるように従来機種において好評であった「EZ(イージー)ボタン」を7つに増やして使い勝手を向上するなど、機能が大幅に強化されました。


※1 Film Automatic Retouching and Enhancementの略。
※2 LED Indirect Exposure(LED間接露光読み取り方式)の略
※3 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社製。同梱品はWindows版のみ。

【フラットベッドスキャナー市場動向】

スキャナー機能付きのプリンター複合機やデジタルカメラの普及によってデジタル環境が急速な広がりを見せる中で、過去の紙焼き写真やフィルム、印刷物などをスキャナーでデジタル化し、保存・利用するというファイリング需要が幅広いユーザー層で再認知されつつあります。
こうした動きを背景に、単機能のフラットベッドスキャナーは、高解像度化やスピーディーなフィルム読み取り、高度な画像処理などに加え、スタイリッシュで省スペース性の高いデザインや、読み取り操作や読み取ったファイルの簡単な管理・活用といった使い勝手も含め、単機能機ならではの高性能化が進んでいます。
(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンでは、スキャナーに対する多様なニーズにきめ細かく対応するため、よりコンパクトで手軽にスキャンできるモデル群からフィルムスキャンや高速スキャンなどが可能な高機能モデルまで幅広い製品群を取りそろえています。
今回の新製品“CanoScan 8600F”と“CanoScan 4400F”は、ホームユース・ビジネスユースを問わず、反射原稿に加え、高性能で快適なフィルム読み取りを求めるユーザーに向けて開発されたモデルで、普及価格を追求しながら、解像度を従来機種に比べて最高2倍に向上するなど、ワンクラス上の性能や高品質を実現しています。
また、“CanoScan LiDE 600F”と“CanoScan LiDE 70”は、薄型でスタイリッシュなデザインと使いやすさが好評の「LiDE」シリーズの新製品として、限られた設置スペースの有効活用やデザイン性などを重視するユーザーニーズに応えながら、より手軽に高性能で多機能な読み取りを実現したモデルです。
さらに、“CanoScan 8600F”、“CanoScan 4400F”、“CanoScan LiDE 600F”の3機種には、文書のファイリングがより簡単にできるように従来機種において好評であった「EZボタン」を7つに増やして使い勝手を向上するとともに、読み取った原稿のデジタル化のみならずその後のデータの活用まで考慮し、全4機種に高性能なファイリングソフトウエアを標準同梱することで、より快適なデジタル環境を提供し、高付加価値を求めるユーザーニーズに応えます。

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