ニュースリリース

2007年2月13日

耐環境性・操作性が向上した業務用携帯情報端末
“キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1”を発売



キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬治男)は、耐環境性能と操作性を向上させた、キヤノン電子株式会社(社長:酒巻 久)製の業務用携帯情報端末“キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1”を、2月22日より発売します。

ハンディターミナル プレア GT-1
ハンディターミナル プレア GT-1

キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1‥‥価格(税別) 21万8,000円 (発売日:2月22日)
キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1L‥‥価格(税別) 27万5,000円 (発売日:2月22日)
キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1W‥‥価格(税別) 24万円 (発売日:2月22日)
キヤノン ハンディターミナル プレア GT-1LW‥‥価格(税別) 29万5,000円 (発売日:2月22日)

● キヤノン ハンディターミナル ホームページへ

この件に関するお問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
モバイルソリューション商品企画課
TEL 03-6719-9847



これまで企業向けの携帯情報端末は、公共料金の検針業務や金融・流通・運輸業などを中心に導入されてきましたが、昨今、これらの市場での業務用途が拡大しているほか、無線LANやRFIDといった各種デバイスを活用した新たな用途が注目されてきています。

新製品“ハンディターミナル プレア GT-1”は、本体内部にマグネシウムフレームを採用し、高さ1.5メートルからの落下にも耐えられる耐衝撃性能や、JIS防まつ形に準拠した防水性能を備え、業務用として求められる高い耐環境性能を備えています。また、横幅80mmの薄型ボディに3.7インチのVGA大型液晶ディスプレーを搭載し、画面の映り込みを防ぐノングレア処理を施し視認性を向上させるなど、快適な操作性を実現しています。さらに、個人認証により強固なセキュリティーシステムを構築できる小型認証装置IP-1に対応しているほか、CFカードやminiSDカードへのデータ保存形式に独自フォーマットを採用するなど、セキュリティー機能を充実させています。

なお、標準モデルのほか、バーコードの読み取りに対応したレーザースキャナー搭載モデル“GT-1L”と、無線LANの通信機能を内蔵した“GT-1W”、レーザースキャナーと無線LANいずれも搭載した“GT-1LW”の4モデルを用意しており、使用環境に応じて最適なモデルを選択できます。

JIS保護等級4:いかなる方向からの水滴によっても有害な影響を受けない構造。

【市場動向】

2006年度の企業向け携帯情報端末の国内総出荷台数は、対前年比106%の約24万4千台、金額ベースでは対前年比106%の約247億円であったと推測されます。2007年度の国内総出荷台数は対前年比105%の約25万7千台、金額ベースでは対前年比105%の約259億円になると予測されています。

出典:(社)電子情報技術産業協会「端末装置に関する調査報告書」(平成18年5月発行)

【開発の背景】

キヤノンの業務用携帯情報端末「ハンディターミナル」は1982年以来、専用OSを搭載したHT-OS機によって、金融・流通(飲料)・検針市場を中心に多くの実績を残してきました。2002年、汎用OSを搭載したスキャナー一体型モデルをラインアップに追加し、店舗販売やサービス・設備点検業界等の市場へ販売を拡大しました。さらに2004年には、Bluetoothを標準装備した検針業界専用モデルと、一般営業支援用途を主なターゲットとしたPDAサイズの小型モデルと業務用モバイルプリンターを市場投入しました。
このたび発売するGT-1シリーズは、Bluetoothに加えレーザースキャナーと無線LANを搭載したモデルで、CFカードスロットを用いた機能拡張によりRFID機能を使用することができます。これにより、外付けのプリンターを活用した検針業務をはじめ、流通、運輸、物流・倉庫といった業界に向け積極的に拡販していきます。

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