ニュースリリース

2008年9月17日

インクジェットプリンター「PIXUS」のラインアップを大幅に刷新
新しい染料インクを採用し、優れた保存性と色再現性を発揮する“PIXUS MP980”など7機種



キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、インクジェット複合機「PIXUS MPシリーズ」5機種、インクジェットプリンター「PIXUS iPシリーズ」2機種の合計7機種を、また、新開発の写真用紙“キヤノン写真用紙・光沢 プロ プラチナ(PT-101)”を、それぞれ10月上旬から発売します。

PIXUS MP980
PIXUS MP980
PIXUS MP630
PIXUS MP630

PIXUS iP4600
PIXUS iP4600

キヤノン PIXUS MP980 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS MP630 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS MP620 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS MP540 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS MP480 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS iP4600 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)
キヤノン PIXUS iP3600 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年10月上旬)

● キヤノン ピクサスホームページへ

この件に関するお問い合わせ先

お客様相談センター
MPシリーズ:TEL 050-555-90015
iPシリーズ:TEL 050-555-90011

海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、MPシリーズはTEL 043-211-9631に、iPシリーズはTEL 043-211-9330にお問い合わせください。



新製品はいずれも、新しく開発した染料インクを採用しており、より豊かで鮮やかな色再現を可能にし、キヤノン純正の写真用紙と組み合わせることで、アルバム保存で300年以上※1にわたって写真の美しさを保つ「ChromaLife100+(クロマライフ100プラス)」に対応しています。また、撮影された写真画像に対して顔検出とシーン解析を行い、その結果に応じて自動的に適切な補正・加工を行う「自動写真補正」機能では、赤目補正にも新たに対応しています。
さらに、「PIXUS」が誇る高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」による高速・高画質プリントや、充実したダイレクトプリント機能など、使い勝手や機能面で向上を図るとともに、機能性にすぐれた斬新なデザインの採用や、小型化の実現により、複合機やプリンターとしての優れた総合力を備えています。

新製品“MP980”は、複合機に求められるプリンター、コピー、スキャナー、ダイレクトプリントの各機能を、さらに高次元に、使いやすくまとめた「PIXUS」のフラッグシップモデルです。最高9,600※2×2,400dpiの高解像度や最小1pl(ピコリットル)の極小インク滴、新たにグレーインクを搭載した次世代6色インクシステムなどにより、本格的なモノクロ写真からカラー写真まで、高品位で高画質なプリントが可能です。さらに、3種類のインク滴を効果的に使い分ける「3サイズドロップレット技術」などにより、L判フチなし写真のプリント時間を、従来機種「MP970」の約29秒から約17秒※3へ大幅に短縮するなど、さらなる高速化も達成しています。
また、“MP980/MP620”は、無線/有線LANに標準で対応しており、プリンターの設置場所を気にすることなく、手軽にプリントすることが可能です。

一方、今回の新製品7機種の発売に合わせて、“キヤノン写真用紙・光沢 プロ プラチナ(PT-101)”を用意しました。キヤノン純正写真用紙の最高級用紙として、超微粒子「アルミナ」を採用した用紙表面のインク受容層を、発色層と吸収層に二層化することで、高い発色性と吸収性を両立しました。

※1 「キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド(GL-101)」にプリントした場合。
※2 最小1/9,600インチのドット(インク滴)間隔で印刷します。
※3 キヤノン写真用紙・光沢 ゴールドに「ISO/JIS SCID N2」をドライバーの初期設定モードで印刷した場合。プリントスピードはシステム環境、使用するインターフェース、使用するソフトウエア、プリンタードライバーの設定、原稿の内容、用紙の種類等により異なります。また、コンピューターのデータ処理時間は含みません。

 

【インクジェットプリンターの市場動向】

インクジェットプリンターおよびインクジェット複合機の市場において、2007年の国内出荷台数は約619万台、世界では約9,172万台でした。2008年は、デジタルカメラ市場における一眼レフカメラのより一層の普及や、コンパクトデジタルカメラの大幅な性能と使い勝手の向上などによる買い替えや買い増しの動きにより、プリンターにもフォトの出力や、高付加価値の複合機を中心としたさらなるニーズの高まりが予想され、インクジェットプリンター市場全体の活性化が見込まれています。

出典:IDC「Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker 2008.2Q」

【開発の背景】

この数年、インクジェットプリンターは飛躍的な画質の向上と高速化を遂げてきました。また、インクジェット複合機の市場が急速に拡大していく中、さらなる多機能化も進んでいます。
その中でキヤノンは、操作性やデザインの良さに加え、手軽に美しい写真をプリントできる「自動写真補正」機能や直感的な操作が行える「Easy-Scroll Wheel」など、トータルな面での「簡単さ」も実現したインクジェット複合機「PIXUS MPシリーズ」や、根強い人気のある単機能のフォトプリンター「PIXUS iPシリーズ」など、ユーザーのさまざまなニーズに応える幅広いラインアップを展開してきました。
今回、新しく開発した染料インクと純正写真用紙により、アルバム保存で300年以上の保存性を達成すると同時に、より豊かで鮮やかな色再現を可能にしたインクジェットプリンターの新製品を市場に導入します。
キヤノンはインクジェットプリンターの基本性能である画質とスピードの向上はもちろん、インテリアに調和する洗練されたデザインと快適な操作性の向上をも追求した製品を提供することで、これからのデジタルフォトをリードしていきたいと考えています。


キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド(GL-101)」にプリントした場合。
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