ニュースリリース

キヤノンマーケティングジャパン株式会社（社長：川崎正己、以下キヤノンMJとする）は、印刷サービスを手掛ける新会社、キヤノンプリントスクエア株式会社（社長：野沢佳津夫、以下キヤノンプリントスクエアとする）を7月1日付で設立します。

新会社は、キヤノンMJの完全子会社であるキヤノンシステムアンドサポート株式会社（社長：土門敬二、以下キヤノンS&Sとする）のグラフィックセンターと、同じく完全子会社のキヤノンビジネスサポート株式会社（社長：福井基夫、以下キヤノンBSとする）のPOD（プリントオンデマンド）センターを統合するものです。

キヤノンS&Sのグラフィックセンターは、壁面広告や看板などの企画からデザイン制作、印刷、施工まで、デジタルグラフィック技術を生かしたサービスを提供しています。一方、キヤノンBSのPODセンターは、カタログやチラシなどの多品種少量印刷を中心とするキヤノングループ向けの企業内印刷サービスと、顧客企業の集中コピー室・印刷センターに常駐して印刷業務を請け負う運用代行サービスを手掛けています。

このたびの統合は、キヤノンS&SのグラフィックサービスとキヤノンBSのPODサービスをキヤノンプリントスクエアに一本化することで、広範な印刷サービスを一貫して提供する体制を築くことを目的としています。両社のビジネスノウハウを融合することにより、新しい印刷サービスを開発・提供していくことが可能になります。

キヤノンMJは、有望な成長分野であるデジタル商業印刷市場向けに、電子写真方式のデジタル商業印刷機「imagePRESS（イメージプレス）」とインクジェット方式の大判プリンター「imagePROGRAF（イメージプログラフ）」の拡販に注力しています。今後、印刷機だけでなく印刷サービスも本格的に手掛けることで、印刷産業の業態変革を牽引し、印刷分野における新たなビジネスモデルを創造していきます。

【キヤノンプリントスクエア株式会社の概要】