ニュースリリース

2009年11月18日

SOA対応電子帳票システムReport ViewerII Ver. 2.0を発売


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、電子帳票システム“Report ViewerII Ver. 2.0”を11月20日に発売します。

Report ViewerII Ver.2.0 システム構成
Report ViewerII Ver.2.0 システム構成
  • Report ViewerII Ver. 2.0
    価格(税別)280万円~ (発売日:2009年11月20日)

“Report ViewerII Ver. 2.0”は、基幹システムから出力される発注書や請求書などの帳票データをWebブラウザ上で表示、検索、出力することができる自社開発の電子帳票システムです。本バージョンでは新たに生産性の高いシステム開発手法として注目の高まっているSOAに対応した他、帳票データと関連書類の一元管理を可能としました。

■さまざまな業務システムとSOAで連携

“Report ViewerII Ver. 2.0”はSOA対応により、帳票の確認業務に役立つ主要な機能をお客様の基幹システムに組み込むことができます。これにより、今まで電子帳票システムを別途起動する必要があった帳票の確認が、お客様の基幹システムからワンクリックで確実に実行できるようになり、作業の量とミスを削減できます。また、“Report ViewerII Ver. 2.0”では業界の標準仕様でお客様のシステムと接続するため、個別のシステム開発を最小限に抑え、低コスト、短納期での導入が可能です。

■帳票データと文書ファイルの一元管理

これまで、帳票の関連書類として作成したMicrosoft Word/Excel文書やPDF文書等は別途ファイルサーバーなどにセキュリティ環境を用意し、管理する必要がありましたが、“Report ViewerII Ver. 2.0”ではシステム内に文書を登録することが可能になり帳票データと文書ファイルを一元的に管理できます。各ファイルは5段階のアクセス権限の設定が可能で強固なセキュリティを実現します。

  • Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ、システムを特定の機能を提供する「サービス」の集まりとして構築する開発手法。

【電子帳票システムの市場動向】

2008年度の電子帳票システムの市場規模は約95億円、前年度比102%の成長。従来は、基幹システムから出力される帳票データを電子保存し、業務効率化やコスト削減を実現するとともに、細かなアクセス権限の管理によるセキュリティ強化で普及が進んで来ました。しかし、現在では更なる業務効率化を求め、帳票資産の一元管理へのニーズが増加する傾向にあります。
また、ITシステムのトレンドであるSOAへの対応は、電子帳票システムでも例外ではなく、ソフトウェアのサービス化への要求はますます高まってくることが予想されます。
このような市場環境においてキヤノンマーケティングジャパンはReport Viewerシリーズを主力に2008年度は、約12%のシェアを獲得しています。今後は“Report ViewerII Ver. 2.0”の機能拡充を進め、シェアを約16%にまで高めることを目標としております。
(キヤノンMJ調べ)

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