ニュースリリース

2010年5月24日

顧客やビジネスパートナーと取り組む社会貢献活動
「未来につなぐふるさとプロジェクト」を開始


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、トナーカートリッジリサイクル20周年を機に、事業と連携した社会貢献活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」を本日より開始します。本プロジェクトは、子供たちの未来に美しく緑豊かな地球環境を残すことを目的としており、顧客やビジネスパートナーなどステークホルダーとともに環境保全や自然再生の社会貢献プログラムを実施するものです。

プロジェクトのロゴとステークホルダーによるプロジェクトへの支援

■プロジェクトの活動内容

キヤノンMJの顧客企業、事務機パートナー(販売代理店)などのステークホルダーや環境NPO(非営利組織)と連携し、全国10か所において森林伐採地域での植林や過疎化が進む山村での棚田の保全、河川や湖沼の再生活動などに取り組みます。

ステークホルダーはボランティアとして本プロジェクトに参加できるほか、キヤノンMJが開設するオンラインサイトを通じて、希望する環境保全・自然再生活動に寄付することができます。※1
キヤノンMJは、本プロジェクトを通じて資金や人材に余裕のない中小企業の社会貢献活動を支援することで、顧客やビジネスパートナーとの関係を一層強化します。

また、本プロジェクトでは、キヤノンが長年行っている使用済みカートリッジのリサイクルプログラムと連携した活動も展開します。具体的には、店頭や直接お客さまから回収した※2トナーカートリッジを1本あたり3円、インクカートリッジは1個あたり1円に換算し、キヤノンMJが全回収量に相当する金額を各地域の環境NPOへ寄付します。

今年キヤノンはトナーカートリッジリサイクルプログラムを開始して20周年を迎えましたが、今後、各種イベントやプロモーション活動と連携を図りながら本プロジェクトを強力に推進していきます。

  • ※1クレジットカード、ジャパンネット銀行でオンライン決済ができます。本サイトの稼働は2010年11月を予定。
  • ※2ベルマーク教育助成財団に登録されている学校から回収したもの、および里帰りプロジェクトで郵便局から回収したものは除く。

■全国10か所のボランティア参加地域

全国10か所のボランティア参加地域

■連携パートナーおよび活動内容

活動地域連携パートナー活動内容
北海道NPO法人
森林遊びサポートセンター
札幌市近郊の身近な森林で、人と森が触れ合いながら森を守ることを目指し、植樹・育林活動や森遊び・自然学習活動に参加します。
山形県NPO法人
共存の森ネットワーク
飯豊町中津川地区の森林伐採地域で、環境保全と地域活性化を目指し、地元住民の方と共に「未来の森」づくりや地域交流を行います。様々な動植物が生育でき生物多様性が保たれた森林環境を作り、育て、守っていきます。
新潟県NPO法人
共存の森ネットワーク
村上市高根集落で、棚田の美しい景観を未来に残すとともに山村の再生を目指し、地元の方と学生ボランティアの方と共にお米づくりや地域交流を行います。
茨城県NPO法人
アサザ基金
霞ヶ浦とその流域の環境再生と生物多様性を目指し、牛久市内で増加している耕作放棄地を再生し霞ヶ浦の外来魚を肥料に油糧作物の栽培を行います。漁師や農家、福祉施設と連携して、作物からとれた油を使い煎餅作りを行います。
静岡県NPO法人
グラウンドワーク三島
「水の都・三島」の原風景を再生し、子どもたちに受け継いでいくことを目指し、源兵衛川での清掃活動や、植林、休耕地再生活動などに参加します。
三重県野原村元気づくり協議会耕作放棄地の再生と地域活性化を目指し、三重県大紀町七保地区で地元小学生を中心に取り組む「ブランド茶」作りを応援し、耕作放棄地の再生活動やお茶作り等に参加します。
大阪府NPO法人
樹木・環境ネットワーク協会
交野市の民有地に隣接する交野市森林公園内で、人と自然、山と暮らしが密着した里山の再生を目指し、下刈や竹の伐採等の活動に参加します。
広島県西条・山と水の環境機構古くから日本酒の産地として有名な西条で、美しい里山・水を未来につなぐことを目指し、水源となっている龍王山・憩いの森での山の手入れ作業に参加します。
香川県NPO法人
どんぐりネットワーク
高松市にある森(ドングリランド)で、森と触れ合い守りながら自然の大切さを学ぶことを目指し、森づくり活動や森遊びに参加します。
福岡県和白干潟を守る会 東アジアの水鳥の渡りルート交差点にあたる和白干潟(博多湾)で、美しい干潟とそこに生きるたくさんの生き物を守り、未来に残すことを目指して、清掃活動、自然観察会に参加します。

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