ニュースリリース

2011年10月24日

第7回キヤノンカレンダー写真作家公募の受付を11月より開始
~2014年版カレンダーの作品撮影者を1名選出~


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、第7回キヤノンカレンダー写真作家公募を11月1日より開始します。

本公募は、2014年版キヤノンカレンダー用の風景写真作家を選ぶもので、プロ写真家、アマチュア写真家を問わずどなたでも応募することができます。
全応募者の中から1名を2014年版キヤノンカレンダー写真作家に選定し、選ばれた人には、2012年4月から2013年5月までの期間、カレンダー作品の撮影を委嘱します。


【第7回キヤノンカレンダー写真作家 公募期間】

2011年11月1日(火)~2012年1月31日(火)必着

【公募概要】

  • 2014年版キヤノンカレンダー用の風景写真の撮影者を募集します。
  • 日本の風景を題材にした、応募者本人の作品を提出していただきます。
    (提出作品は選考のための資料で、カレンダー作品としては使用しません)
  • 公募締切後の選考会にて、全応募者の中からカレンダー写真作家を1名選出します。
  • 選考結果は、2012年3月上旬に応募者全員に書面にて連絡します。
  • 選出された方に、2012年4月から2013年5月にかけてカレンダー作品の撮影を委嘱します。

【選考委員】

キヤノンカレンダー写真作家選考委員

【応募規定】

応募資格

  • プロ写真家、アマチュア写真家を問わず誰でも応募することができます。
  • 個人の応募に限ります。
  • 国籍・年齢は問いません(ただし日本在住であること)。
  • 写真撮影委嘱の後、2012年4月から2013年5月までの期間を通じて撮影のできる人。

応募の条件

  • 応募作品
    : 日本国内の風景写真
  • 選考対象
    : 35mmサイズ以下のフィルムカメラ・デジタルカメラを使用すること
      過去3年以内に撮影された写真(既に発表している作品でも応募可)
      応募作品の使用カメラは自由(キヤノン製のカメラでなくても応募可)
  • 提出方法
    : A4サイズまたは六切にプリントしたもの
    (ポジフィルム・データによる応募は受け付けません)
  • 応募に必要な作品数 : 20点
  • 応募費用
    : 無料(応募作品の送料は応募者本人の負担になります)

【キヤノンカレンダーについて】

キヤノングループは“共生”の理念のもと、人類と自然の調和をめざし、開発・生産から販売・サポートに至るあらゆる企業活動で、地球規模の環境保全に努めています。
この企業理念に基づき、キヤノンMJでは1987年より「自然との共生」をテーマにした、日本の風景写真をあしらった企業カレンダーを毎年制作しています。
さらに2008年版キヤノンカレンダーより写真作家を公募制とし、これまでに6名に作品の撮影を委嘱しています。

  • 第1回公募(2008年版カレンダー): 米津 光氏 「Harmony of Light 光の音色」
  • 第2回公募(2009年版カレンダー): 岩木 登氏 「Primitive Rhythms 原生の鼓動」
  • 第3回公募(2010年版カレンダー): 秋元亮太氏 「Lightscape 光彩の季(とき)」
  • 第4回公募(2011年版カレンダー): 渡辺幸雄氏 「Mountain Harmony 光の協奏曲」
  • 第5回公募(2012年版カレンダー): 早見紀章氏 「Brilliant Voyage 光彩紀行」
  • 第6回公募(2013年版カレンダー): 古市智之氏 ※現在撮影中

【過去のキヤノンカレンダー作品(表紙)】

Harmony of Light 光の音色(写真:米津光氏)
2008年版
「Harmony of Light 光の音色」
(写真:米津光氏)
「Primitive Rhythms 原生の鼓動」写真:岩木登氏)
2009年版
「Primitive Rhythms 原生の鼓動」
(写真:岩木登氏)
「Lightscape 光彩の季」(写真:秋元亮太氏)
2010年版
「Lightscape 光彩の季(とき)」
(写真:秋元亮太氏)
Mountain Harmony 光の協奏曲(写真:渡辺幸雄氏)
2011年版
「Mountain Harmony 光の協奏曲」
(写真:渡辺幸雄氏)
「Brilliant Voyage 光彩紀行」(写真:早見紀章氏)
2012年版
「Brilliant Voyage 光彩紀行」
(写真:早見紀章氏)

【2012年版カレンダー写真作家 早見紀章(はやみ・きしょう)氏メッセージ】

人生の中で何回か大きなチャンスが与えられると私は考えています。
それまで私は普段会社で働きながら、作品撮影をしているサラリーマン写真家でした。
そんな私にも大きなチャンスがやってきました。カレンダー作家決定の連絡でした。
連絡をいただいた時正直驚きました。今まで採用された方は専業のプロ写真家ばかりで、二足のわらじを履いて活動している私に依頼があるとは思ってもいませんでした。
プロ写真家として初めての大きな仕事となったキヤノンカレンダーの作品制作にあたり、何か自分なりの挑戦をしたいと考えました。そして、一つのカレンダーの中で四季を表現するのはもちろんのこと、さらに山岳から水中まで様々なアングルで撮影できたらどんなに楽しいカレンダーになるだろうと思い立ち、すぐに実践しました。
実際の各地での撮影にあたっては、いくつもの壁にぶつかるたびに多くの方々から助けていただきました。また、多彩な撮影方法を駆使していく中で新たな日本の光を発見するたび、この国に生まれてきたことに感謝しました。
この1年間を振り返ってみると、日が昇る前から歩き出し、ヒグマの恐怖と戦いながら撮影した大雪山の紅葉をはじめ、空撮の為に慣れないセスナに搭乗したり、水中撮影の為にダイビングをしたり、厳冬期の大山に登頂し朝日に照らされた山々を撮影したり、あるときは屋久島の猿に襲われそうになったりと本当に楽しい毎日でした。
このような過酷な現場でも、信頼のパートナーがいつもそばにいました。私にとってカメラはもはや道具ではなく、共に旅をしながら私と同じものを見つめる相棒となりました。
そんな素晴らしいカメラや、今回の撮影の機会を与えてくださったキヤノンの方々に大変感謝しています。
カレンダー作品の撮影が終わった今、新たな気持ちで風景と向き合っています。そして私たちが住む日本の、新たな光を追い求めて今日も撮影を続けております。

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