ニュースリリース

2012年1月17日

新開発の12色インクを搭載
プロフェッショナル向けインクジェットプリンター“PIXUS PRO-1”


キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」の新製品として、A3ノビ対応のプロフェッショナル向け最上位モデル“PIXUS PRO-1”を2012年6月より発売します。

PIXUS PRO-1
PIXUS PRO-1
  • PIXUS PRO-1
    オープン価格 (発売日2012年6月)

最新の製品はキヤノンパーソナル向けショールームにて展示しております。


新製品は、12色の新インクと大容量インクタンクを搭載することにより、さらなる高画質と高生産性を実現したモデルです。鮮やかな色や深みのある黒をはじめとする優れた色再現性、均一な光沢感、滑らかな階調性など豊かな表現力を備え、より美しい写真をより速く印刷することができ、デジタル一眼レフカメラの上位モデルを使用するユーザーの高いニーズに対応します。

■12色の新インクとOIG Systemが実現する高画質

12色の新インクにより、従来機種※1と比べ色域が大幅に向上し、色鮮やかで立体感・奥行き感のある画像が得られます。また、5色の黒系インクを打ち分けることで、本格的なモノクロプリントに求められる暗部の濃淡の微妙な違いを、より鮮明で滑らかに表現できます。新たに採用するクロマオプティマイザーをインクの上から打つことで、プリント表面の段差を低減し均一な光沢感を提供するとともに、表面に反射する光量を抑え黒濃度を向上しています。さらに、適正なインクの組み合わせとインク滴の配置を選択するOIG System(オーアイジーシステム)を採用し、高画質写真プリントへの高いニーズに対応します。

■従来比約2.5倍の大容量インクタンクや新プリントヘッドによる高生産性

従来機種と比べ約2.5倍の大容量インクタンクを搭載し、インクの交換回数を減らしました。またチューブ供給方式のオフキャリッジインクタンクシステムを採用したほか、ノズル数を従来の7,680ノズルから12,288ノズルへと大幅に増加させた新プリントヘッドを搭載したことにより、A3ノビフチありカラー印刷が、従来機種に比べ約1.8倍※2の約4分20秒と高速化し、プロフェッショナル向けプリンターに求められる高生産性を実現しています。

なお、新製品は2月9日から12日までパシフィコ横浜で開催される総合的カメラ映像ショー「CP+(シーピープラス)2012」のキヤノンブース内に展示される予定です。

  • ※1PIXUS Pro9500 Mark II(2009年4月発売)。10色顔料インクのA3ノビ対応インクジェットプリンター。
  • ※2従来機種はキヤノン写真用紙・絹目調、PIXUS PRO-1はキヤノン写真用紙・光沢プロ[プラチナグレード]を用い、デフォルト設定でプリントした場合。従来機種は約7分55秒。

【インクジェットプリンターの市場動向】

インクジェットプリンターおよびインクジェット複合機の市場において、2011年の出荷台数は対前年比で微減し、国内は約545万台、世界では約8,157万台と見込まれています。一方2012年は国内および全世界共に回復し対前年比増加に転じると予想されます。

  • 出典:IDC「Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker2011.3Q」

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