ニュースリリース

2013年2月6日

高い再現性と安定性能を兼ね備えた
プロダクション向け複合機“imagePRESS C1+II”を発売


キヤノンは、プロダクション向け複合機「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、デザイナーやデザイン事務所向けに特化した“imagePRESS C1+II(シーワン・プラスツー)”を、3月中旬より発売します。

imagePRESS C1+II
imagePRESS C1+II
オプション「サドルフィニッシャー・AA2」など装着時。
  • imagePRESS C1+II
    価格(税別)260万円 (発売日:2013年3月中旬)
  • imagePRESS Server Z1(オプション)
    価格(税別)158万円 (発売日:2013年3月中旬)

新製品“imagePRESS C1+II”はキヤノンが独自に開発した「Vトナー」を採用しており、広い色再現領域や多様なメディアに応じた最適な光沢感を実現します。また、従来機種の「imagePRESS C1+」(2008年11月発売)の高性能を受け継ぎながら、新たに開発したコントローラー“imagePRESS Server Z1”(別売)を装着することでプレビュー画面を見ながらカラー調整が可能になるなど、操作性を向上させています。

■ Vトナーの採用による高画質と安定性の実現

ワックスを均一に内包した独自開発の「Vトナー」の採用により、高い色再現性や多様な印刷メディアに応じた最適な光沢感を実現しています。さらに、感光ドラムに「Vトナー」をむらなく均等に載せるための搬送体として「Tキャリア」を採用しており、粒状感の少ない、極めて滑らかな画質を得ることができるなど、オフセット印刷に迫る高画質を提供します。

■ 新開発のコントローラーによるワークフローの強化

プリプレス業務の効率化に役立つさまざまな機能を搭載した、外部接続サーバータイプのコントローラー“imagePRESS Server Z1”(別売)を新たに開発しました。“imagePRESS Server Z1”は、高画質の要求が高いデザイン業や印刷業でのカラー出力機としての要求を満たす高画質を実現しています。また、高度な色調整機能を備え、プレビュー画面を見ながらカラー調整が可能です。
さらに、iPhoneやiPadなどの携帯端末から直接印刷を可能とする「ダイレクトモバイル印刷」にも対応しており、業務の効率化や操作性を向上させています。

【プロダクション向けカラー複合機の市場動向】

プロダクション市場向けのカラーMFP機は、成果物の出力を行う商業印刷などを中心に導入されるPOD機に加え、デザイン業などで制作デザインの出力確認や、プレゼンテーションなどでの利用を目的とした高画質機の導入が進んでいます。
“imagePRESS C1+II”のメインターゲットとして考えているデザイン業や、印刷業では、高度なカラーマネジメントを実現することで、単なるカンプ出力だけではなく、カラープルーファーとしての利用が取り組まれています。また、印刷本紙に対して、最終成果物とのカラーマッチングを実施することで、校正作業の簡略化などによるスピードアップとTCOの削減が期待されています。

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