ニュースリリース

2013年7月17日

米国SWITCH社製LED電球の国内独占販売権を取得


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、このほど米国のSWITCH(スウィッチ)社(SWITCH Bulb Co., Inc.、CEO:EC Sykes)との間で、同社製LED(発光ダイオード)電球の日本国内における独占販売契約を締結し、7月17日より販売を開始します。

SWITCH社製LED電球 “SWITCH100”
SWITCH社製LED電球
“SWITCH100”
  • “SWITCH60”(白熱電球60ワット相当)
    オープン価格(発売日:7月17日)
  • “SWITCH80”(白熱電球80ワット相当)
    オープン価格(発売日:7月17日)
  • “SWITCH100”(白熱電球100ワット相当)
    オープン価格(発売日:7月17日)

キヤノンMJグループは、中期経営計画のITソリューション分野の重点戦略でグローバル事業の積極展開を掲げ、高水準の海外ソフトウエア・ハードウエアの調達と事業拡大を進めています。本施策の一環として、このほどキヤノンMJは、独自の技術により高い放熱性能を実現した米国SWITCH社製のLED電球の国内独占販売権を取得しました。本製品は6年間の開発期間を経て、昨年末より北米市場で販売されていますが、このたびキヤノンMJが日本国内では初めて本製品の販売を開始します。

日本国内では、節電意識の浸透や電気料金の値上げなどにより、白熱電球からLED電球への買い替え需要が伸びています。一方で、白熱電球80/100ワット相当のLED電球や、60ワット相当以上の調光対応製品が少なく、これまでの製品は光の広がり具合が白熱電球とは異なるものでしたが、本製品はこうしたLED電球の課題を解決する画期的な製品です。

SWITCH社製のLED電球は、従来の空冷タイプのLED電球とは異なり、電球内に充填した液体シリコンの対流を利用し電球を冷却する独自の液冷技術「LQD COOLING SYSTEM」を採用しています。LED電球から出る熱を効率的に逃がすことで冷却効率を向上させており、白熱電球100ワット相当の大光量を実現しています。また、LED素子劣化の原因となる熱を抑えることで長寿命を実現し、国内メーカーでトップクラスの“3年無償保証付き”で提供します。さらに、光の広がる角度(配光角)290度により、白熱電球と同等の明るさと温かい質感を演出できることに加え、白熱電球60ワット相当以上の製品では珍しい調光対応を実現しています。

キヤノンMJは、ホテルや店舗、商業施設から工場や倉庫、一般消費者にいたるまで、既存のBtoBおよびBtoCの販売チャネルを活用して拡販していきます。

【LED電球の国内市場動向】

2012年のLED電球の国内出荷実績は約2900万個で、電球型照明全体のうちLED電球の占める割合は約21%でした。2013年は約2700万個と急成長の反動で減少が予測されるものの、LED電球の占める割合は30%と上昇し継続的な需要が期待できます。
(出展:富士キメラ総研)、キヤノンMJ調べ

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