ニュースリリース
2014年11月4日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

プロダクションプリンターのラインアップを拡充
モノクロプロダクションプリンター“varioPRINT 135”など3機種を発売


キヤノンは、CRD(集中コピー室)市場など大量印刷を求めるユーザー向けに、モノクロプロダクションプリンター「varioPRINT(バリオプリント)」シリーズの新製品として“varioPRINT 135/120/110”の3機種を2015年4月下旬より発売します。

varioPRINT 135

発売情報

varioPRINT 135

価格
800万円(税別)
発売日
2015年4月下旬

varioPRINT 120

価格
700万円(税別)
発売日
2015年4月下旬

varioPRINT 110

価格
600万円(税別)
発売日
2015年4月下旬

おもな特長

新製品は、オセ製の新開発エンジンに、キヤノン製の高性能フィニッシャーとスキャナーを組み合せたモノクロプロダクションプリンターです。キヤノンとオセの技術を結集した本製品の導入により、モノクロプロダクションプリンターのラインアップが拡充され、市場の幅広いニーズに対応します。

オセとの連携による高品位印刷

トナーの転写と定着を同時に行うオセ独自の「DirectPress(ダイレクトプレス)」技術により、オフセット印刷に迫る高画質を実現しています。また、低温融点トナーの採用により、高温による用紙の波打ちやカールを軽減し、印刷物の品質が向上しています。

ユーザーニーズに対応する高生産性

オセ製の新開発エンジンを搭載しており、A4両面で毎分113ページから138ページの高速出力を実現しています。また、用紙温度をリアルタイムに測定しながら出力速度を変更する「EnergyLogic(エナジーロジック)」技術により、用紙の種類や紙厚にかかわらず安定した出力を実現します。

優れた操作性を実現するプリンターコントローラー「PRISMAsync」

オセ製プリンターコントローラー「PRISMAsync」の搭載により、最大8時間先までの印刷予定を操作パネルで確認できます。また、部数や印刷順の変更が簡単なパネル操作で可能なため、急な印刷依頼にもスムーズに対応可能です。さらに、稼働状況が表示灯による色で判別できるため、用紙の補充や取り出し、トナー補給を計画的に行うことが容易となり、作業効率の向上に貢献します。

モノクロプロダクションプリンターの市場動向

モノクロプロダクションプリンター市場は、2008年をピークに世界で一時的に落ち込みを見せていたものの、2010年以降はアジア市場の成長などを背景に安定傾向にあります。日本市場においても、デジタル印刷機によるプリントオンデマンドの急速な普及や、物流・通信販売業界を中心とした基幹プリントのニーズ拡大により、今後も安定した需要が見込まれます。高生産性の実現と高品位な印刷物の提供が可能な本製品の市場投入により、さらなる販売拡大が期待されています。(キヤノン調べ)