ニュースリリース
2017年9月5日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

録画映像確認の効率化を実現
BriefCam社の映像解析ソフトウエア“BriefCam® Syndex Pro”を発売


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、BriefCam(ブリーフカム)社(BriefCam,Ltd.、本社:イスラエル、President and CEO:Trevor Matz)と販売代理店契約を締結しました。映像解析ソフトウエア“BriefCam® Syndex Pro”を2017年10月5日より発売します。

元の録画映像(30分)→加工後の映像(53秒に短縮)映像の加工例

発売情報

BriefCam® Syndex Pro FS / BriefCam® Syndex Pro FS+ /
BriefCam® Syndex Pro EP / BriefCam® Syndex Pro EP+

価格
個別見積もり
発売日
2017年10月5日

おもな特長

近年国内では、犯罪や災害、事故などの対策として映像情報の活用が拡大し、大量の録画映像が蓄積されています。公共インフラ・警備業界においては特に防犯対策の需要が高まり、膨大な録画映像を効率よく確認する技術が求められています。

「BriefCam® Syndex Pro」は、蓄積された録画映像の確認作業を大幅に短縮できるソフトウエアです。映像の中で背景と動きのあるオブジェクトを分けてデータベース化することで、異なる時間のオブジェクトを同時に表示し、オリジナル映像の約3~5%の時間に短縮した映像に加工できます。オブジェクトを、色・方向・速度・大きさ・軌道などの条件で抽出し、確認したい対象の映像に瞬時にアクセスできます。また、マイルストーンシステムズ社のビデオ管理ソフトウエア「XProtect®」と連携でき、さまざまなシステムと連携した統合的な映像管理が可能です。
「BriefCam® Syndex Pro」は世界40カ国以上で使用されており、主に法的執行機関、警備会社、空港などの重要インフラ施設で利用されています。世界的スポーツイベントにおいて活用された実績もあります。また、セキュリティー用途に加え、来店客の動線や交通量の傾向を把握するマーケティング分析に活用できます。

キヤノンMJは、「BriefCam® Syndex Pro」の発売により映像解析ソフトウエアの製品ラインアップを強化します。今後もキヤノン製のソフトウエアに加え、海外製の優れたソフトウエアやソリューションを国内で積極的に展開することにより、入力(ネットワークカメラ)、録画(XProtect®)、映像解析ソフトウエアをワンストップで提供し、国内市場のニーズに応えていきます。

なお、10月11日から13日まで、東京ビッグサイトで開催される「テロ対策特殊装備展(SEECAT)’17」のキヤノンブースにて、本製品を展示する予定です。

  • 本展は、治安関係者、国・自治体、重要インフラ事業者などを来場対象とした展示会です。入場申請が必須となります。

BriefCam社からのエンドースメント

防犯とマーケティングの両面からネットワークカメラの需要が拡大する中、キヤノンマーケティングジャパンをパートナーに迎えられることを嬉しく思います。ネットワークカメラは日本全国に設置されていますが、膨大な録画映像から価値を見つけ出し業務の効率化や映像の有効活用につながるきっかけをキヤノンマーケティングジャパンとともにあらゆるお客さまに提供していくことを願っています。

BriefCam,Ltd. President and CEO Trevor Matz