準グランプリ

見つけたものはなんですか?第43回キヤノンフォトコンテスト

準グランプリ


静寂
湯本千晴(徳島県)

受賞者の声

湯本千晴(徳島県)

このたびは、素晴らしい賞をいただきうれしく思っています。この作品は、今年の夏、県高校総体の撮影に行ったときの一枚です。弓道場に入らせていただき、選手の張りつめた緊張感を感じられる至近距離でシャッターを切りました。
私は、スポーツを撮ることが好きで、選手が作り出すドラマは本当に素敵だと思います。さまざまな感動を体感しながら撮影できることが、また何よりも魅力的に思います。これからも感じる心を大切にしていこうと思います。ありがとうございました。

講評: 独自の視点で弓道の美しさをとらえた準グランプリ作品

ハービー弓道をシルエットで撮り、そこで日本的な美しさや研ぎすまされた空気感を表すのはよく目にするのですが、この作品は女性のフォルムが特に素晴らしいと思いました。

水谷単彩色の背景もいいですよね。それでシルエットも引き立っている。

ハービー弓を引いている瞬間ではなく、その前段階の様子というのも面白いです。当然、弓道には弓を引く前に決まった作法があるのでしょうが、その作法はこんなにも美しいのかと知ることができました。

熊切たしかに、この作品は矢を射る瞬間という決まりきった写真ではなく、矢を取ろうとした瞬間だからよかったのでしょう。完全なシルエットではないけど、一種のシルエット的表現で形を美しく見せ、その中に弓道の持つ緊張感も表現されています。床の冷たそうな感じからも、緊張感が伝わりますしね。

安珠床が湖に見えますよね。それに張り詰めた空気も感じられます。

熊切その空気感がとてもいいんですよ。あと、背景に緑があることで、ゆとりが生まれたのも、いいアクセントになっています。


キヤノンフォトコンテスト

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