自由部門(大賞)

CANON PHOTO CONTEST 第46回 キヤノンフォトコンテスト

自由部門

大賞


午後のひととき
佐々木節子(埼玉県)

受賞者の声

佐々木節子(埼玉県)

私は、自然風景ばかりを十数年撮影してきましたが、撮影の傍ら、手描き友禅も趣味にしています。そのため、「織物の街グアテマラ」と銘打った写真ツアーに心引かれ、参加した折にこの作品を写しました。
街の一角で、ドーベルマン3頭を遊ばせながら読書を楽しむ男女に目が留まり、一段低くなった道路から、鉄柵にレンズを差し入れ、牙をむく犬に恐怖を感じながらも超広角で狙いました。フィルムでの撮影だったため、異様な光景を写し撮れたか確認できぬままの帰国でしたが、この作品で思いもかけぬ大賞をいただき、今は、夢のような心地です。

講評: 作者の独特の視点や狙いが見事に表現された自由部門

齋藤 自由部門大賞の『午後のひととき』は、すごく変な写真ですよね(笑)。でも、その変なところが面白い。

テラウチ 確かによく分からないです(笑)。でも、犬の足の間に人の顔が見えたり、アングルの面白さがあったりと、妙に心に引っ掛かるんですよ。

長倉 何が不思議って、観光客が行くような場所ではない、普通の生活空間の中で撮っているのに、犬も含めて写っている人の誰もが作者を意識していないところです。

テラウチ まったく作者の存在感が写っていないのがいいですよね。


キヤノンフォトコンテスト

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