第55回キヤノンフォトコンテスト
自由部門

自由部門

ゴールド賞

『夏の夜の散歩』
Santana Lucas(石川県)

受賞者の声

このたびは、ゴールド賞をいただきありがとうございます。正直、いまだに実感できていません。この作品は、夏の短い間だけ一緒に楽しめる向日葵と天の川のコラボレーションです。星も写っている写真なので手間がかかりますが、状況が揃ったことでイメージ通りの写真になり、うれしかったです。その上、今回は賞までいただけたので自信になりました。これからもっといい写真が撮れるように頑張りたいと思います。

講評:不思議な印象が魅力の自由部門ゴールド賞作品

  • 長倉
    自由部門のゴールド賞は「夏の夜の散歩」という作品ですが、すごく不思議な印象を抱いたんです。絵画のようだけど、写真だからリアルなものが写っていて、合成ということで星空を合わせたと思うのですが、ライトを持った人物が自然から声を聞こうとしているような、人と自然が交流しているような不思議な感覚になりました。
  • 高橋
    きっと手にライトがあるかないかで全然違うと思うんですよね。ライトを持っているからこそ、人物やヒマワリが引き立つし、周囲の暗さとライトの明るさのコントラストが見る人の目を惹きつけていると思います。それに、なんと言っても星の数がすごい。こんな星空を見たことないです。
  • 古賀
    合成でも、少しもいやらしさがなくて、むしろ合成してくれてありがとうございますって感じですよね。作者が日本在住の外国の方のようで、まず外国の方が応募してくれたことがうれしいですし、ずっと見ていたくなる完璧な写真で、人物と星空をうまく合わせた奇跡の一枚だと感じました。
  • 浅田
    合成というと少しアレルギー反応を持つ方もいますが、自分の撮りたい画にするための近道なら積極的に挑戦することは良いと思いますし、何よりも合成がうまいですよね。不自然さがなく、とてもリアルで映画のワンシーンのように感じました。この人物も画になるし、かっこいい作品です。
  • 高橋
    自撮りではないですよね。
  • 浅田
    その可能性もありますよ。それだったら、なおさらすごいですね。
  • かくた
    いわゆる星景写真というジャンルになるのか分かりませんが、ストーリー性がしっかりあるのが魅力的ですね。星がきれいなのに加えて、ちょうど天の川をライトで照らしているような位置にきているのもうまいと感じました。ヒマワリはぼけているのに星空と人物にピントが合うという不思議な状態ではあるのですが、全体のトーンが落ち着いているので違和感なく見られるのも素晴らしいと思いました。
  • 豊田
    私も見たときに映画のワンシーンのように感じました。いろいろなストーリーが想像でき、ライトが星空を照らしているような印象があり、すごく不思議ですよね。トーンも落ち着いていて、この世界にすっと引き込まれるような力を持った作品だと思います。

シルバー賞

『無情追想』
山本 光造(石川県)
『春色に包まれて』
森山 和明(大阪府)

ブロンズ賞

『もう一つの世界』
本田 誠(神奈川県)
『原風景』
松崎 純治(兵庫県)
『穏々暮らし』
深野 達也(和歌山県)

佳作

『お兄ちゃんが一緒!』
佐橋 充(愛知県)
『銀河の夜』
竹内 良弘(愛媛県)
『家路』
鈴木 大一郎(福岡県)
『降臨』
長谷 俊明(広島県)
『まだ遊ぶの』
河西 正弘(兵庫県)