第55回キヤノンフォトコンテスト
募集部門・審査員紹介

浅田政志

こんにちは、写真家の浅田政志です。このたび、初めてキヤノンフォトコンテストの審査をすることになりました。まっさらな気持ちで、一枚一枚の写真と向き合いたいと思います。撮りたいと強く思う被写体があるということは、プロ・アマ関係なくとても幸せなことだと思っています。これまで誰かに評価された基準や人の目は一切気にせず、ご自身が良いと思うものを撮りためて、その中でこれを見てほしい!と思った写真はためらわずご応募くださいね。キヤノンのフォトコンテストは、他のコンテストと一味違い、応募写真が多種多様!応募者がどんどんチャレンジしたくなるようなコンテストになりますように。当日、どのような写真と出会えるか今からとってもワクワクしています。

古賀絵里子

写真表現にとって正解はないと思っています。誰もが模索中だからこそ、新しい表現が生まれますし、それらを目にしたときの感動は尽きません。だから、きっと未来には、今まで観たことがないような、感動的な写真がたくさん生まれ続けていることでしょう。私は作品の制作過程ではいつも迷っています。不器用に迷いながらも自分の置かれた環境のなかで、視点を変えてみたり、工夫したりすることで、思ってもみない写真が撮れることがあります。勇気を出して、型に縛られることなく自由に、今のあなたがいる状況やご縁のなかでこそ撮れる作品を期待しています。今年55回目を迎えるキヤノンフォトコンテスト、初めての方も含め、多くの皆さま方にご応募していただけることを切に願っています。

高橋学

日常生活にもたくさんのシャッターチャンスがあります。いいなぁと感じたり、撮りたいイメージがあったら思いのままにシャッターを押してみてください。私はよく近所の河原で鉄道を撮影しています。時間帯や天候、レンズの焦点距離、露出の変化で同じ場所でも別世界のような写真が撮れるので、いつもワクワクして撮影しています。身近な場所だからこそ、地の利を生かした写真が撮れると思います。その場をじっくり観察して、見過ごしていたシーンや一瞬の出来事など、独自の視点でシャッターチャンスを見つけてください。ときにはその瞬間をじっと待つこともあるかと思いますが、まずはシャッターを押すことから始まります。「こんな瞬間が撮れた!」、「これすごいでしょう!」という写真があったら応募してください。たくさんの作品と出会えるのを楽しみにしています。

豊田直之

写真は「写心」。撮影者のココロの動きをカメラとレンズを通じて、ひとつの枠の中に、音も、においも、その場の空気も、エネルギーも、すべて「その一瞬」の中にぎゅっと封じ込める作業です。さまざまなエッセンスが撮ったその作品からほとばしる。それはまさに「ココロのビジュアルメッセージ」。さまざまな場面で、撮影者が何に「あっ!」と思ったのか、何に感動したのか、どうして涙がでてしまったのか、より多くの人たちに何を伝えたいと思ったのか…。けっして撮影テクニックの巧みさを競うコンテストではありません。見る者にしっかりと伝わるものが作品から溢れ出ていれば、ビギナーの方にも十分な受賞チャンスはあります。そんな感受性豊かなココロを可視化した、数多くのビジュアルメッセージ作品をお待ちしています。

長倉洋海

コロナ禍に振りまわされる現代。そんな中で、いままでのように撮れないと思っている方もおられると思います。でも、まわりを見渡し、耳を澄まし、目を凝らしてみると、いろいろなものが見えてきます。草木から命があふれ、さまざまな存在が輝きを放っています。ハッとする四季の美しさもあります。皆が普段、目にしていながら気づいていないものを撮るのが写真の本質だと思います。すべてが移ろっていくからこそ、二度とない一瞬だからこそ、美しいのです。それを捉え切ったら、見る人たちは驚き、感嘆するのではないでしょうか。いまの時代だからこそ、心に深く染み入る写真、身も体も踊り出すような写真、閉塞した時代に風穴を開けるようなものが待たれているはずです。今回の審査で、そんな写真に出会えるのを心から楽しみにしています。

かくたみほ

こんにちは。審査をさせていただきます、かくたです。誰しも、とても気に入っている、人に見せて共感してもらえたらなという写真があると思います。スマホの中の写真を友人に見せるような感覚で、WEBから簡単に応募できるので、恥ずかしがらずに応募してもらえたらと思います。美しさ、驚き、穏やかさ、日常など写っているものは様々だと思いますが、きっと見たら気持ちが動くと思うので、そのような写真を今から見るのを楽しみにしています。では、お待ちしています!