04 石橋睦美

しばしとてこそ 立ちどまりつれ

しばしとてこそ 立ちどまりつれ
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about

石橋睦美

石橋睦美

1947年、千葉県生まれ。1975年ごろから東北の素朴な自然風景を撮り始め、1989年ごろから、山岳景観、ブナ林の撮影に取り組む。その後、森林を背景に成り立った日本文化の原点を探ることに興味を持ち、日本各地の森林を訪ねる。現在はテーマを「日本の原風景」と定め、撮影を行っている。主な写真集に『日本の森』『神々の杜』ほか多数。
こちらから本写真集に関する
インタビュー動画をご覧いただけます
この作品集は
平安後期から鎌倉初期の歌人、西行が歌枕に訪れ、
伝説として語り継がれてきた土地を訪ね
撮影した写真で構成している。
私が西行の足跡を辿ろうと思ったのは、
10年以上前になる。
それから今日まで、西行の足跡を自分なりに解釈して
日本の原風景として見つめてきた。
旅の途上で西行がどのように風景に親しみ、
歌を詠んだのか。
西行の思いに想像をめぐらせながら私は風景を見つめた。
この作品集に掲載された写真はすべて
私の想像に起因している、と言って良い。
だがテーマに沿って撮影した作品だから物語が描かれる。
ともすれば見過ごしてしまいがちな
風景であっても私の心に響き、
立ち止まらせた風景であったから、
それを素直に受け止め映像として成り立たせた。
西行の足跡を辿る旅は、この作品集でひとまず終わる。
次なる撮影テーマは千国街道塩の道である。

information

500部限定販売

タイトル
しばしとてこそ 立ちどまりつれ
発行年
2022年
仕様
240㎜×240㎜ ラスター(ハードカバー)
80ページ 62点収録 豪華化粧箱付
サイン入りオリジナルプリント付
(240mm×240mm)
印刷
DreamLabo 5000
価格
29,150円(税込・送料込)
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