はじめてのフォトブック イノウエさんの想う
「PhotoJewel S」


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イノウエさん
写真を始めて9ヶ月半ながら、Twitterに投稿を始めて4ヶ月半でフォロワーの数は1万人に。身近にある素朴な情景を写している。
今回はじめてのフォトブックながら、写真撮影のコツ共有サービス"fotomoti"とフォトブックを組み合わせた"フォトレシピ本"に挑戦してもらった。
人生はじめてのフォトブックと伺いました。
PhotoJewel Sの感想を率直に教えてください。
正直、写真集・フォトブックというのは、自分にとって遠い・なじみのない世界のように感じていました。
今回初めてフォトブックを作成しましたが、その写真をブックに落とし込んでいく中で「写真との距離が縮まった」感覚を覚えられ、素晴らしい体験でした。
思い出や記録をフォトブックにまとめて、どなたにもこの作成の「ワクワク」を実感してほしいです。

アプリの使い勝手はいかがでしたか?
直観的な操作ができました。画像の読み込ませ方、写真・テキストの配置方法、細かい設定など、初心者である私でもとても分かりやすかったです。
それだけでなく、中央にうっすらと見えるアシスト線や赤く表示された裁ち落とし線があることで完成のイメージができ、制作者への細かいケアまで行き届いていると感激しました。
言葉で評するなら「100点を超えてくる使い勝手」といえます。

フォトブックが届いた際の感想と仕上がりはいかがでしょうか?
届いた時まず思ったのが、梱包も厳重にされ、合紙も挟まれているなど品質管理の徹底ぶりを感じました。
レイフラットタイプはページの境目が全然なくて、とにかく「ほんとにすごい迫力」と率直に思いました。
写真はデジタルで見る機会がほとんどの中で、紙と画面とでは色が違ったイメージで出てくると聞き、どのように仕上がるか若干の不安がありました。
届いてみて、画面の見え方から想像する自分のイメージがフォトブックに忠実に再現されていて「流石キヤノン!」の一言ですよね。

PhotoJewel Sと写真の撮り方共有サービス・
fotomoti(フォトモチ)とのコラボ企画に参加いただきました。
フォトブックのコンセプト/テーマはありますか?
「街の情景と哀愁」ということで、哀愁を感じられるものをピックアップしています。朝・昼・夕暮れ時・夜と時間帯別に並べて配置し、統一感も意識しました。
加えて遊び心として、あえてピントを外した写真もセレクトしアクセントも入れています。フォトブックを見る人が楽しめる姿を想像して作成すると、作成自体も楽しんで進められると思います。


作成にこだわりの意図などありましたら教えてください。
迫力を出せた広角の写真は、見開き1枚で配置しました。この配置とレイフラットタイプの相性は抜群ですね。
デジタルだと広角でとっても望遠でとっても画面サイズが一定なので大きさに違いはでないですが、フォトブックでは写真の大きさに強弱をつけられて、ストーリーも表現できる点がよかったです。
迫力のある写真は見開き配置で、できれば大き目のサイズのブックで作成されることをおススメします!

こちらのコラボ企画では“フォトレシピ本”を試していただきましたが、いかがでしたか?
fotomotiに撮影のコツを残しQRコードから簡単に見に行けるのは、新たな取り組みとして非常に良いですね。
普通のフォトブックと違ってフォトレシピ本ということで、ちょっとした撮影のポイントのような文面を入れたのですが、フォトブックを見返した時に「ああこんなことを意識して撮ってたんだなあ」と振り返ることもまた良い思い出になっていきました。
撮影時だけではなく、撮影後振り返るという段階でも楽しむことができるのは本当にフォトレシピ本ならではの良さだと感じます。
フォトブックへの思い入れだけではなく、フォトレシピを組み合わせることで写真の技術的な部分も思い返すことができます。撮影の復習要素もプラスされていて良いと思いました。

写真とfotomotiについて伺います。
写真を撮る時に意識していることはありますか?
身近なところを切り取ることですね。絶景とは言われない場所でも、素敵なシーンは意外と転がっています。そこを見逃さず拾いきれるかということを大切にしています。
撮影する範囲も自宅から半径1~2kmの生活圏が多いですね。
夕暮れの写真を撮ることが多いので、自分の好みのグラデーションが出せるように日の入りの時間はよくチェックしています。
フラッと撮りに出かけることも多いのですが、夕暮れがきれいになりそうな晴れている日は、時間をちょっと意識してでかけるようにしてます。

fotomotiのキャンペーンがきっかけで今回依頼させていただきました。fotomotiの魅力ってなんでしょうか?
写真は自己満足で終わることが多いと思いますが、フォトレシピという形で言語化して共有することで、他のSNSにはない技術的にも感情的にも客観的な見方が生まれてくる点が魅力です。
読む側の立場としては、他の方がどう写真を撮っているか技術的にも感情的にも知ることができて、自分も意識するようになりました。結果的に写真表現も広がったと思います。
