こんにちは! 「PhotoJewel S」マーケティング担当の向田です。
あっっっっという間に12月ですね。みなさまにとっての2022年は、どんな1年でしたか? もう今年もラストスパートです。PhotoJewel Sと一緒に駆け抜けましょう!
第6回 キヤノン社員がチャレンジ!
「集大成の風景写真フォトブック作ってみた」


PROFILE
松嵜
キヤノンマーケティングジャパン フォトイメージングサービス推進第1課
千葉県出身、入社4年目。カメラ歴7年目。
学生時代、カメラ片手にヒッチハイクで日本一周。日本の風景に魅せられ、週末になると自然風景や山岳写真を撮影するため各地に赴いています。

今回松嵜さんに作成してもらったフォトブックには、どのような思いを込められましたか?

松嵜さん
6年前に初めて一眼レフカメラを購入してから、さまざまな絶景に出会い、夢中でシャッターを切ってきました。3年前ぐらいから、絶景に“撮らされている”だけでは物足りなく感じるようになり、自分の世界観を写真で表現したいと思うようになりました。
この3年間の「区切り」「集大成」となるように、という思いを込めて作りました。

今回作成いただいたのはサイズ:30cmスクエア、ブックタイプ:ハードカバー、製本タイプ:レイフラット、用紙の種類:ラスター、ページ数:60Pとかなりの超大作ですよね。フォトブックを作成してみていかがでしたでしょうか?
松嵜さん
率直に、制作が大変でした(笑)。いつも撮影しっぱなしで撮影データがHDDの肥やしになっていたので、セレクト、RAW現像してフォトブックにレイアウトして……。ただ、自分が撮ってきた写真と改めて向き合ういい機会になり、より自分が表現したいことへの理解が深まりました!
実際に出来上がったフォトブックを見てみて感じたことは、「見た目の高級感・重厚感すごい! 中身の解像感すごい!」です。
こちらの桜の画像は、左が元画像のデジタルデータで、右がフォトブックの中央やや右下の枝付近をカメラで撮影(複写)したものです。想像以上の解像感で驚きました。また、色の再現度に関しても想定どおりの色味が出ていました。

PhotoJewel Sには、制作用のアプリケーションが用意されていて、とてもありがたかったです。以前作った別のフォトブックは、自前の画像編集ソフトを使ってテンプレートデータにはめていく方法だったので、とても大変でした。
テンプレートレイアウトが用意されていて、簡単に“いい感じ”にレイアウトしてくれます。手動レイアウトでこだわりを出したいときにも、ガイド機能やテンプレート登録もできて、とにかくアプリケーションの使い勝手がよかったです!
製本方法は「レイフラット」を選択したので、1枚の写真を見開きで大きくレイアウトしてインパクトを持たせたり、余白を存分に使って際立たせたりなど、フォトブック内で写真ごとにさまざまな演出ができました。

実際に拝見させていただいて、見開きの写真がすてきなのはもちろんですが、タイトルや余白の使い方がすごく印象的でした。そんな作品から松嵜さんのお気に入りのページを教えてください!
松嵜さん
自然に囲まれて撮影している中で、やはり秋は格別だと毎年感じます。色彩にあふれ、普段よりいっそう世界が豊かに見え、撮影意欲が湧いてきます。そんな大好きな秋に撮った3枚を載せた2つの見開きページがお気に入りです。

こちらの写真は大きく見せたい気持ちがあったので、贅沢に見開きを使ってレイアウトしました。見る人へのインパクトも上がったと思います。

こちらはそれぞれ絵画調を意識して撮影した作品なので、余白を贅沢に使って額縁を意識させるレイアウトに。カエデの赤、イチョウの黄と、秋を代表する2つの色を並べて対比させることで見開きページとしての見栄えになったと思います。
2つとも壮大な自然の中で季節感を感じられるすてきな見開きになっていますね! この作品をどなたかに見せたりしましたか?
松嵜さん
カメラ仲間に見せました。ありがたいことにとても好反応で、「自分もフォトブック作りたくなった!」「ステキ! 売ってほしいぐらい!」と言ってくれる人もいてうれしかったです。
SNSなどに上げた写真の見え方と違い、フォトブックにすることで1つの作品として、いつもと違った写真の見え方がしました。
今の時代、スマホが普及して“写真を撮る”という行為自体は一般的ですが、撮ったものはデータとしてメモリーの片隅にしまわれたままというのが大半の写真の行方になっていると思います。
データで完結するのではなく、紙媒体、今回はフォトブックにアウトプットすることでこそ得られる写真の楽しみ方もある。改めてそう感じることができました。

松嵜さん、ありがとうございました。3年間の集大成となる超大作。内容も濃く、深く、とても素晴らしい作品でした。みなさまも1年のまとめとして、自分の創作活動の記録として、こだわりの一冊としてフォトブックを作ってみませんか?
さて、次回はどんな社員が登場するのか、どんなブックを作ってくれるのか。ワクワクします! これからも「キヤノン社員がPhotoJewel Sで○○ブックを作ってみた」よろしくお願いします。
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