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プリントテクニック

プリント環境

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  • モニター調整
  • プリンター調整
  • 色空間
  • 16bitプリント
  • 画像解像度
  • 顔料インクと染料インクの違い

モニターの調整を行う前の注意事項

環境光は、モニターや印刷物を見るときの、色の見え方に大きな影響を与えます。
そのため、カラーマネジメントを行うときは、部屋を照らす蛍光灯(環境光)の選択がとても重要です。

キヤノン推奨 環境光 キヤノン推奨の環境光D50の色評価用蛍光灯(色温度5000K、高演色性)印刷物を見るときの明るさ:500 lx±125 lx ※昼白色タイプの蛍光灯で代用可

画像:モニター調整を行う前の注意事項

環境光を設定する際のポイント
  • ミックス光を避ける
  • 写真を置く場所も無彩色に
  • 外光が入らないように
  • 壁紙やポスターの反射も考慮する
補助光としてのスタンドの利用
部屋全体を色評価用の蛍光灯に変えられない場合は、蛍光灯スタンドを利用可(演色性が低いためLEDスタンドは不可 )

環境光が画面に写り込まないようにフードなどで遮光する

ビビッドな色のデスクトップも避ける

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モニターの調整

未調整のモニターで色合いを調整すると、モニターに表示している色合いと印刷した写真の色合いが違ってしまいます。そのようなトラブルを防ぐために、モニターの調整が必要です。モニター単体で調整が行える場合は、手動で推奨の値に設定します。
さらに調整精度を高める場合は、測定器を使用して調整を行います。キャリブレーションツールでモニターの設定値を自動で調整し、モニター用のICCプロファイルを作成して色合いを調整します。作成したICCプロファイルをパソコンに設定することで、正確な色合いを表示できるようにします。

キヤノン推奨モニター設定値>ガンマ2.2 色温度:D50(5000K) 輝度:120 cd/m^2

正確なレタッチ 作品の微妙な色合いや明るさの調整が可能になります|正確なカラーマネジメント モニターと同じ色合いで印刷できるので、調整のための印刷が不要になり、インクや用紙、印刷時間などを節約できます。|モニターの色再現変動の抑制 キャリブレーションツールで定期的にICCプロファイルを作成・使用することで、モニターの色再現の変動

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より精度の高いプリントを実現するColor Management Tool Pro[PRO-10S/PRO-100S]

Color Management Tool Proは、プリンターキャリブレーション機能とICCプロファイルの作成機能を備えたキヤノン製アプリケーションソフトです。
ICCプロファイルは、測定器に付属するアプリケーションソフトからも作成できますが、Color Management Tool Proを使用すると、キヤノン製プリンターにより適したICCプロファイルを作成できます。

Color Management Tool Pro

画像:より精度の高いプリントを実現するColor Management Tool Pro

複数機種のプリンターを併用してプリントをする際に、色味の違いを最小限に抑えたい/使用環境や機械の経年変化など、出力のばらつきを抑えて常に安定した出力を得たい

チャートのプリント

チャートの測定

ICCプロファイルの作成

プリンターのキャリブレーション ※プリンターのキャリブレーション機能は、PIXUS PRO-100Sには対応しておりません。

Color Management Tool Pro ダウンロードページへ

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Adobe RGBとsRGB、適した色空間を選んで作業を実行

多くの機器で再現可能な色の範囲である「sRGB」に対し、表現できる色空間がsRGBより広い「Adobe RGB」はより広い色空間で鮮やかな印刷ができ、Canon PRO LINE PRINTERの性能を引き出すことができます。
さまざまなマシン環境での安定した見え方・出力を共有したい場合はsRGBを標準とした作業環境で統一しておくとよいでしょう。 グラフ

Adobe RGBで撮影した写真(上左)と、その写真をsRGBに変換した場合に色域を越えて再現しきれない部分を抜き出したもの(上右)の比較。右の画像のうち、色がついている箇所がsRGBの色域を越えてしまっている部分で、明るく彩度の高い緑~青にかけて特に顕著に現れている。ただし、黒く塗りつぶされた部分はsRGBの範囲内で、画面全体のほとんどがsRGBの色域内であることがわかる。意図的に彩度を強調した写真やエメラルドグリーンの海の写真(右)などは、RAWで撮影・Adobe RGBで現像・プリントすることで意図通りの仕上がりを得ることができる。

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トーンジャンプによる画質の烈火を防ぐ各色16bitワークフロー

Print Studio Proは各色16 bitの画像データに対応しているので、画像編集ソフトからデータを劣化させることなくそのまま受け取り、ハイダイナミックレンジ(各色16 bitワークフロー)で印刷できます。
通常の各色8bit=256段階に比べて各色16bit=65,536段階となり、色調整で発生しがちなトーンジャンプ(階調飛び)による画質の劣化を抑えられます。またハイダイナミックレンジ(各色16 bitワークフロー)で印刷すると、各色8 bitの印刷に比べて滑らかな階調を表現できます。

各色16bit推奨フロー

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プリントに最適な画像解像度を確保する

一般的な観賞用プリントとしての画像解像度は300ppi(pixel per inch、1インチ=2.54cmあたり300ピクセル)あれば一般的に十分とされており、約2230万画素(5760×3840画素)のEOS 5D Mark IIIであればA3ノビサイズをカバーする解像度となります。
Canon PRO LINE PRINTERは、Print Studio Proなどのソフトウエアと対応用紙の組み合せで、1200ppiの入力に対応しています。スティッチングなどによる600ppi以上の高精細な画像データも、情報を損なうことなくプリント出力することができます。

おもな写真用紙サイズとフチなしプリントじのピクセル数目安

  寸法(mm) 300ppi 時の
ピクセル数
600ppi 時の
ピクセル数
A2 420 × 594
(16.5 × 23インチ)
4962 × 7017
(約 3480 万ピクセル)
9924 × 14034
(約 1億3920 万ピクセル)
A3ノビ 329 × 483
(13 × 19インチ)
3886 × 5705
(約 2220 万ピクセル)
7772 × 11410
(約 8870 万ピクセル)
半切 356 × 432
(14 × 17インチ)
4205 × 5102
(約 2150 万ピクセル)
8409 × 10205
(約 8580 万ピクセル)
A3 297 × 420 3508 × 4961
(約 1740 万ピクセル)
7016 × 9922
(約 6960 万ピクセル)
四切 254 × 305
(10 × 12インチ)
3000 × 3602
(約 1080 万ピクセル)
6000 × 7204
(約 4320 万ピクセル)
A4 210 × 297 2480 × 3508
(約 870 万ピクセル)
4960 × 7016
(約 3480 万ピクセル)
六切 203 × 254
(8 × 10インチ)
2398 × 3000
(約 720 万ピクセル)
4796 × 6000
(約 2880 万ピクセル)
2L判 127 × 178
(5 × 7インチ)
1500 × 2012
(約 315 万ピクセル)
3000 × 4204
(約 1260 万ピクセル)
KG 102 × 152
(4 × 6インチ)
1205 × 1795
(約 216 万ピクセル)
2410 × 3590
(約 865 万ピクセル)
はがき 100 × 148 1181 × 1748
(約 205 万ピクセル)
2362 × 3496
(約 820 万ピクセル)
L判 89 × 127
(3.5 × 5インチ)
1051 × 1500
(約 160 万ピクセル)
2102 × 3000
(約 640 万ピクセル)

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顔料方式・染料方式の特長を活かしたベストな写真プリントを実行

顔料は水に溶けない粒子状の色材で、インクの粒子が紙の表面に残ります。そのため水に溶けず、濡れてもにじみを抑えられます。対して、染料は水に溶ける色材で、インク中の水とともにインクが紙の内部に浸透します。用紙表面にインクの凹凸ができず、顔料インクより鮮やかな印刷結果が得られます。光沢紙に顔料インクでプリントすると、インクの段差により反射光の均一性がさまたげられ、光沢感にムラが感じられることがあります。これを解決するのが、imagePROGRAF PRO-1000 / PIXUS PRO-10Sに搭載された透明インク「クロマオプティマイザー」です。全体をクリアコートすることで反射の不均一を解消することができます。

  顔料方式 染料方式
メリット
  • ●耐水性に優れにじみにくい
  • ●印刷物の保存安定性がよい
  • ●光沢紙での発色に優れる
  • ●プリント速度がより高速
注意点
  • ●光沢紙の場合、反射光によってムラが出やすい
  • ●こすれ、はがれに弱い
  • ●水ぬれ、にじみに弱い
  • ●顔料に比べ、印刷物の保存安定性に欠けるものがある
ポイント
  • ●「クロマオプティマイザー」を使用し、インクの段差の不均一感を解消する
  • ●ガラスなどと印字面が密着しないように保存する
  • ●プリントしたら安定するまでしっかり乾燥させる(額装の場合は24時間以上)
  • ●額装など、光と空気に触れづらい環境で保存する

Print Studio Proで[全面をクリアコートする]にチェックをすると、色の乗っていない「紙白」部分にもクロマオプティマイザーを打ち込み、写真全体の表面を均一化することができる。

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