ニュースリリース


発表日 2000年11月6日

キヤノンが放送機器2機種を発売
○HDTV用21倍ズームレンズ“キヤノン HJ21×7.8B”
○多段中継に対応したパン・チルト システム“キヤノン U-4R”



キヤノンは、HDTV(高精細テレビ)対応のENG/EFP※1用ズームレンズ“キヤノン HJ21×7.8B”を12月上旬に、また多目的可搬型のパン・チルト システム“キヤノン U-4R”を2001年4月上旬にそれぞれ発売します。

キヤノン HJ21×7.8Bキヤノン U-4R(キヤノン製ズームレンズ J33a×11Bを搭載した場合)
キヤノン HJ21×7.8B)キヤノン U-4R
(キヤノン製ズームレンズ J33a×11Bを搭載した場合)


キヤノン HJ21×7.8B(IRSDタイプ)発売日:2000年12月上旬
キヤノン HJ21×7.8B(IASDタイプ)発売日:2000年12月上旬
キヤノン U-4R(標準:雲台ヘッド+ハウジング)発売日:2001年4月上旬

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 映像機器営業部

TEL 03−3740−3304




新製品“キヤノン HJ21×7.8B”は、報道取材や番組制作において優れた機動性を発揮するHDTV対応の21倍ズームレンズで、広範囲の諸収差補正を可能にするキヤノン独自の光学素子と、その素子特性を最大限に発揮する独自の光学設計技術「パワーオプティカルシステム」を採用しています。これにより、望遠端164mm、広角端7.8mm、最至近撮影距離0.85m、および最大口径比1:1.9という高い光学仕様を実現するとともに、HDTV用としての優れた光学性能を備えながら、全長220.1mm、質量1.79kg※2と、従来のSDTV用の望遠ズームレンズと同程度の大きさ・質量を達成しました。

さらに、“キヤノン HJ21×7.8B”は、高い操作性を実現するデジタル操作ユニット「Digital Drive」を標準搭載しています。「Digital Drive」とは、ズームポジションやズームスピードをあらかじめ設定し、現場の状況に合わせたカメラマンの撮影技法をデジタル制御によって自然に再現できるものです。「HJ16×8B」や「J11a×4.5B」(いずれも2000年7月発売)などの現行機種はもとより、今後発売するENG/EFP用ズームレンズにも順次採用していきます。

一方、新製品“キヤノン U-4R”は、放送局のお天気カメラや報道情報カメラ、中継用カメラをはじめ、公共施設や企業の情報カメラ、監視カメラなど幅広い用途で使用され、各方面より高い評価を得ている装置「キヤノン パン・チルト システム U-4シリーズ」の最新モデルです。ズーム比最大33倍のキヤノン製ズームレンズを搭載できるとともに、電話回線や専用線を介して、雲台のパン・チルト※3やレンズのズーム・フォーカスなどを遠隔制御することが可能です。従来機種と比較して駆動中の動作精度や静止精度を大幅に向上させることで、高倍率においても良好な撮影を実現します。

また、今回新たに、雲台ヘッドに直径300mmまでのパラボラアンテナを搭載したFPU(Field Pickup Unit:可搬型無線送受信装置)を装着することが可能となりました。これにより、取材現場で撮影した映像を伝送する中継車(FPU車)からの電波も受信できるため、各地にあるマイクロ波の中継基地を経由して放送局に伝送する多段中継の一部として使用することができます。さらに、シリアルインターフェース(HD-SDI)を装備することで映像情報のデジタル信号のやり取りが可能なほか、画質に影響を与える電波障害をより一層抑制するなど、HDTVにも対応しています。

なお、新製品2機種はいずれも、11月15日から17日まで幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE」に出展されます。

※1Electronic News Gathering:報道用/Electronic Field Production:フィールド中継用
※2IRSDタイプの質量。IASDタイプは1.89kg。
※3カメラの位置を固定したまま、水平方向(パン)または垂直方向(チルト)に動かして広い範囲を撮影すること。

 

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