ニュースリリース


発表日 2001年9月12日

オフィス製品のインターフェース整備と積極的な情報公開を推進



キヤノンは、ますます多様化する顧客ニーズに迅速に対応するため、キヤノン製オフィス製品のインターフェースを整備するとともに、外部ソフトウェア開発者に対し、9月26日より順次公開します。

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 MIEプロジェクト

TEL 03−3455−9427




近年、一般のオフィスにおいて、パソコンやインターネットといった情報インフラの発達に伴い、業務の効率化やTCO(Total Cost of Ownership)の削減、および迅速な意思決定を目的とするネットワーク化が急速に進んでいます。また、オフィスのネットワーク環境は、キヤノン製オフィス製品に限らず、他社製品も混在しており、これらのスムーズなデータ連携を実現するために、データ転送速度やタイミング、手順などの規格であるインターフェース情報を整備することが求められています。

キヤノンは、こうした要望に応えるために、デジタル複合機「imageRUNNER(イメージランナー)シリーズ」およびレーザープリンター「レーザショットシリーズ」などの各種ネットワーク機器と、ドライバー/ユーティリティ/アプリケーションといった様々なソフトウェアのインターフェースを整備することで、多様な顧客ニーズに柔軟に対応します。また、整備したインターフェースのコマンド情報を広く外部ソフトウェア開発者に向けて開示するとともに、ソフトウェアの開発効率を向上するために、テクニカルマニュアルやサンプルプログラムなどを収録した開発キット(SDK:Software Development Kit)を提供します。

外部ソフトウェア開発者においては、キヤノン製オフィス製品をインテグレーションすることにより、自社製、他社製を問わずハードウェア/ソフトウェアを自在に組み合わせたシステムの構築が行えます。また、カスタマイズも可能なため、好みの操作性や業務内容に合わせて、それぞれのユーザーに最適なシステムを構築することができます。さらに、整備されたインターフェースを継続的に利用でき、システム更改時に発生する負荷を大幅に軽減するとともに、安価で迅速なシステム開発が可能となります。

なお、インターフェース情報や開発キットは、キヤノン販売が企業向けに提供する「MIE(Market-In Engineering)活動」を通じて、専用ホームページ「Canon MIE Developers' Web Site」から直接ダウンロードすることができます。また、インターネットを介した技術的なサポートを受けることも可能です。

「MIE活動」とは、顧客ニーズに合わせたマーケットインの発想で、オフィス製品のインテグレーションやカスタマイズを行い、ソリューション市場や特定業務市場に適合する商品開発を推進するキヤノン販売の開発者サポート活動です。


【各商品の特長】

キヤノンは、インターフェース情報として、以下の開発キットやマニュアルを9月26日より順次提供します。

  1. Canon LIPS IV Printer Driver SDK(9月26日より無償提供開始)

    キヤノン独自のページ記述言語「LIPS」のMicrosoft® Windows®用プリンタードライバー「Canon LIPS IV Printer Driver」を制御するためのインターフェース情報を提供する開発キットです。プリンタードライバーのUI(ユーザーインターフェース)を介さず、デジタル複合機やレーザープリンターなどの制御・印刷が可能なアプリケーションを開発することができます。これにより、他社製アプリケーションから、各種印刷機能の参照や設定を行うとともに、ユーザー操作を簡略化でき、印刷用フォームの登録、指示、およびオーバーレイ印刷の実行を指示することも可能です。

  2. Canon LIPS IV/Raster FAX Driver SDK(9月26日より無償提供開始)

    Windows用ファクスドライバー「Canon LIPS IV/Raster FAX Driver」を制御するためのインターフェース情報を提供する開発キットで、ファクスドライバーのUI(ユーザーインターフェース)を介さず、ファクス送信を行うためのアプリケーションを開発することができます。これにより、他社製アプリケーションから、各種ファクス送信機能やアドレス帳の参照・設定が行えるほか、ユーザー操作を簡略化することができます。

  3. NetSpot Console起動マニュアル(9月26日より無償提供開始)

    キヤノンのデジタル複合機やレーザープリンターを一元的に管理できるユーティリティソフト「NetSpot Console」を制御するインターフェース情報を提供します。これにより、他社製ネットワーク管理ソフトから「NetSpot Console」を直接起動し、キヤノンのネットワーク機器を監視できるため、システム管理上の操作性が大幅に向上します。

  4. imageWARE Gateway SDK

    文書管理システムやデータベースとの高度な連携を実現するアプリケーション「imageWARE Gateway」の出力インターフェース情報を提供する開発キットです。これにより、「imageRUNNERシリーズ」で読み取った画像データやファクス受信文書を、顧客が使用している文書管理システムやデータベースにも格納するインターフェースを開発することができます。
    2001年12月発売予定(価格未定)。

  5. imageWARE Scan Manager SDK

    スキャンした文書にキーワード(インデックス情報)を付加することで、大量の文書の場合でも高い検索性を実現するアプリケーション「imageWARE Scan Manager」の出力インターフェース情報を提供する開発キットです。これにより、キヤノンのデジタル複合機やスキャナーで読み取った画像データを取り出し、顧客が使用している文書管理やデータベースにも格納するインターフェースを開発することができます。
    2001年12月発売予定(価格未定)。

  6. 機器インターフェースコマンドマニュアル※1

    キヤノンのデジタル複合機やレーザープリンターにおいて、インターフェース情報に関する各種コマンド※2を「インターフェースコマンドマニュアル」としてまとめ、専用ホームページにて開示します。これにより、他社のネットワーク管理システムや印刷管理システム上で、キヤノンのネットワーク機器や印刷ジョブの管理がより詳細に行えるほか、Windowsだけではなく、UNIX、Macintoshなどの様々なOS環境でも容易にシステムを構築することができます。
    ※1 2001年11月発売予定(価格未定)。
    ※2 コンピュータから機器を制御するための命令のこと。

※ Microsoft、Windowsは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。
※ その他の社名や商品名は各社の登録商標または商標です。

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