ニュースリリース

発表日 2001年9月13日


キヤノンが外字の共有や定期的な配布を実現するソフトを発売
外字環境共有ツール“TypeCraft 外字ソリューション Ver.1.0”



キヤノンは、ネットワーク化された複数のパソコンに対し外字を配布し共有させるとともに、容易な更新を可能にした外字環境共有ツール“キヤノン TypeCraft(タイプクラフト)外字ソリューション Ver.1.0”を9月13日に発売します。

キヤノン TypeCraft 外字ソリューション Ver.1.0
キヤノン TypeCraft 外字ソリューション Ver.1.0

キヤノン TypeCraft 外字ソリューション Ver1.0
基本パッケージ(20クライアントライセンス含む)
‥‥‥‥価格(税別)12万円(発売日:2001年9月13日)

外字フォントの新規作成には、別売の「キヤノン TypeCraft for Windows」(12,800円/本)が必要です。




今日のビジネスにおいて、コンピュータのパーソナル化とネットワーク化が、多くのオフィスで生産性の向上に大きく寄与していますが、さらなる効率的なシステム運用が求められています。こうした中、日本語処理に関する問題は、ハードウエアの技術的な進歩に伴い、その多くが飛躍的に改善されてきました。しかしながら、JIS(日本工業規格)、あるいは世界文字コードであるUnicodeといった標準規格から除外された「外字」の運用は、いまだ解決が困難な問題の一つとなっています。
新製品“キヤノン TypeCraft 外字ソリューション Ver.1.0”は、これまでシステム運用の妨げとなっていた「外字」の問題に取り組み、複数クライアントPCへの外字の配布や共有、さらに継続的な運用を行う上で不可欠な更新まで、クライアント側が意識することなく効率的な外字運用を可能にするソフトウェアです。

世界中の文字の多くを、統一された文字コードで表現しようとする規格で、ISO(国際標準化機構)で国際規格の一部として採用されています。

【オフィス印刷市場動向】
従来、「外字」は、印刷業者の専用システムで対応したり、メインフレームなどの大型コンピュータ中心に、例えば戸籍や住民基本台帳を処理することが一般的でした。しかしながら、これらのシステムの需要に限らず、Windows®システムが急速に普及するのに伴い、JIS第1および第2水準(JIS X 0208)に規定されている以外の漢字や、人名・地名を本来の漢字で出力したいという需要が急拡大しています。とりわけ、電子政府構想や、自治体におけるコンピュータネットワークの促進などの専門分野だけでなく、官公庁や人名・地名を取り扱う一般オフィスにおいても、ネットワーク上で簡単に外字を運用したいという潜在需要が多く見受けられます。

【開発の背景】
ビットマップデータから外字を生成する従来の外字作成ツールでは、作成した外字データを複数のクライアントで共有する事は簡単ではありませんでした。また、ビットマップデータは、原理的にもジャギー(デジタル画像において、斜めの線を表現したときに生じる階段状のギザギザのこと)が目立ち、高品位な外字の作成は不可能でした。キヤノンでは、アウトラインデータを用いたTrueType外字をPC上で作成できる「TypeCraft」を1992年に発売して以来、同製品のもつフォントデータの品位や操作性が長年にわたりユーザーからの高い評価を得ています。
今日のネットワークが普及したオフィスでは、作成した外字を共有したり、TrueType外字をMicrosoft® Windowsに登録することは、クライアントPCの使用者にとって容易ではありません。また、管理者においても、外字データの配布や更新のタイミングを把握できないばかりか、物理的に離れた場所に設置されているクライアントPCの場合には、設定などの作業コストがかさむことが予想されます。さらに、メンテナンスを受けていないクライアントPCから出力される文字抜け書類に対して、人手によるチェックを行うことは現実的には非常に困難です。
新製品“キヤノン TypeCraft外字ソリューション Ver.1.0”は、こうした外字運用のコストや書類不備の未然防止、全社的な外字の管理などの要望に応えるために、新たに開発されたものです。

米国アップルコンピュータ社が開発し、米国マイクロソフト社に技術供与したアウトラインフォントの規格のこと。


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