ニュースリリース


発表日 2001年11月6日

HDTV対応の放送機器2製品を発売
○高画質・低遅延伝送を実現した光空間伝送装置“CANOBEAM DT-50/HD”
○多目的可搬型リモートコントロールパン・チルトシステム“U-4SP”



キヤノンはHDTV放送に対応した放送機器の新製品として、HDTV信号の片方向・双方向通信を可能にする光空間伝送装置“キヤノン CANOBEAM(キヤノビーム) DT-50/HD”を来年3月下旬から、多目的可搬型のパン・チルトシステム “キヤノン リモートコントロールパン・チルトシステム U-4SP”を4月上旬からそれぞれ発売します。

DT-50/HDU-4SP
DT-50/HDU-4SP


キヤノン CANOBEAM DT-50/HD(片方向伝送)‥‥‥‥‥‥価格(税別)700万円(発売日:2002年3月下旬)
 
キヤノン CANOBEAM DT-50/HD(双方向伝送)‥‥‥‥‥‥価格(税別)850万円(発売日:2002年3月下旬)
 
キヤノン リモートコントロールパン・チルトシステム U-4SP‥‥‥‥‥‥価格(税別)640万円(発売日:2002年4月上旬)

価格は仕様により異なります。
CANOBEAM DT-50/HDは、一対(2台)の価格
U-4SPは、HDTV放送用レンズ「HJ21×7.8B」付きの価格

この件に関するお問い合わせ先

キヤノン販売株式会社 映像機器営業部

TEL 03−3740−3304




新製品“CANOBEAM DT-50/HD”は、1999年1月に発売された「CANOBEAM DT-50」のHDTV信号伝送対応モデルです。光空間伝送の特徴である高ビットレート伝送を活かすために新たに開発したキヤノン独自の低圧縮符号化技術採用のCODEC(圧縮符号化復号化装置)を内蔵しており、HDTV信号を約半分に圧縮して伝送します。この圧縮方式により画質劣化がほとんどない低遅延(約1フレーム)伝送を実現しました。伝送距離は、通常で見通し直線距離約1.5km、最大で約2.0kmです。

一方、新製品“U-4SP”は、放送局のお天気カメラや報道情報カメラをはじめ、中継用カメラ、監視カメラなど幅広い用途で使用されているリモートコントロールパン・チルトシステム「U-4シリーズ」のHDTV対応モデルです。HDTV用のカメラおよびレンズの仕様に対応するため、電源のパワーアップや画質に影響を与える電波障害の効果的な抑制を実現したほか、通信インターフェースとしてHD-SDI(シリアルインターフェース)とHDアナログの両端子を標準装備しています。

なお、新製品2機種はいずれも、11月14日から16日まで幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2001」に出展されます。

 伝送距離は、設置場所や気候などの伝送環境により異なります。

【市場動向と開発の背景】
デジタル放送時代を迎え、近年放送用機器のHDTVへの対応が加速しており、キヤノンでも今年に入りHDTV対応の放送用レンズやシネカメラ用レンズの新製品を発売しています。HDTV対応の機器としては、スポーツやイベント中継等に使用する伝送装置においても需要の増加が予想されます。新製品“CANOBEAM DT-50/HD”は、こうした市場動向を捉えて開発された光空間伝送装置「CANOBEAMシリーズ」のHDTV信号伝送対応モデルです。現在デジタルFPUによるHDTV信号伝送が実用化されはじめていますが、別体のHD-CODECを必要とするなど、トータルでは大型で高価なシステムになり、さらに運用の為の免許も必要とされています。“CANOBEAM DT-50/HD”を使用すれば、比較的低価格で運用免許も取得する必要なくHDTV映像信号の伝送が可能です。 これにより、「CANOBEAMシリーズ」の映像伝送機においては、既に発売中のSDTV信号伝送機の「DT-50/SDI」もしくは、新製品“DT-50/HD”のいずれかを用途に応じて選択することが可能になりました。
一方、新製品“U-4SP”は、市場で高い評価を得ているキヤノンのリモートコントロールパン・チルトシステム「U-4シリーズ」のHDTV対応モデルとして開発されたもので、既にHDTV対応化が進んでいるカメラおよびレンズに適応した設計を採用しています。“U-4SP”の発売により、「U-4シリーズ」は様々な用途に合わせて、全天候軽量可搬型でヘッドにパラボラアンテナを搭載できる「U-4R」、小型・軽量の「U-4S」、超高倍率撮影に対応した大型の「U-450」を選択できるようになり、さらに充実したラインアップとなりました。


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