新製品“キヤノフアクス B670”は、オフィス向けビジネスファクシミリの主力モデル「キヤノフアクス B660」(1999年7月発売)の後継機種で、優れた基本性能を継承しつつ、新たに40枚※の原稿を一度にセットできるオート・フィーダーやバックライト付大型液晶ディスプレイを搭載することにより、文書送信の効率化と操作性のさらなる向上を図りました。デザイン面では、BJ記録方式の採用で実現したコンパクトなボディに、本体色としてクールホワイトを施し、あらゆるオフィス空間に調和するスタイリッシュな仕上がりになっています。
基本機能としては、33.6kbps高速モデムを搭載することで2秒台の高速電送を実現するとともに、データ圧縮効率の高いJBIG方式により、ハーフトーンや写真の多い原稿を送る場合でも電送時間を短縮し、通信コストを削減することができます。また、標準4.3MBの大容量メモリーや最大144件まで登録可能なオートダイヤルなど、オフィスワークの効率化とユーザビリティの向上を実現する便利な機能を
数多く備えています。
一方、“キヤノフアクスB620”は、高速・高画質など“キヤノフアクスB670”と同様のすぐれた基本性能を備えたB4判送信対応機です。
※A4原稿40枚を一度に積載可能。
【市場動向】
国内のビジネスファクシミリ市場は、2001年の出荷ベースで約16万台と推測されます。ビジネス機として実用的なシートフィードタイプは、今後さらなる低価格化と、一層のコンパクト化、複合化が注目されています。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
新製品“キヤノフアクス B670/620”は、“キヤノフアクス B660/610”(1999年7月発売)の後継モデルとして商品化されたものです。BJ記録方式による高速・高画質・コンパクト設計など従来機種の先進性を継承しつつ、オート・フィーダーの強化で生産性を一層高めるとともに、ディスプレイの改善によりユーザーインターフェースを向上しました。