ニュースリリース


発表日 2002年4月3日

キヤノン販売とNTTコミュニケーションズ
輸送高度化プロジェクト発足による物流ソリューション事業の協業



キヤノン販売株式会社(代表取締役社長:村瀬 治男、東京都港区三田3-11-28、以下キヤノン販売)とNTTコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:鈴木 正誠、東京都千代田区内幸町1-1-6、以下NTT Com)は、物流業界における輸送機能高度化を目指した共同プロジェクトを2002年1月に 発足させ、両社における物流ソリューション事業の業務提携に基づき、4月よりテストユーザとともに実証実験を開始することで合意致しました。

この件に関するお問い合わせ先
キヤノン販売株式会社
ITソリューション本部 ES第一センター
ロジスティクスソリューション販売推進課
歌田 拓史(うただ たくじ)
E-mail:canoppynet@canon-sales.co.jp

TEL 03−3455−9843

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスプロダクト開発営業部
e-Transit(イー・トランジット)担当
津田 正弘(つだ まさひろ)
E-mail:e-transit@ntt.com

TEL 03−6701−9170




合意内容では、キヤノン販売がASP事業として提供している求貨求車インターネットシステムサービス「CanoppyNet」(キヤノピーネット、以下CanoppyNet)と、NTT Comが提供しているASP型車両運行情報提供サービス「e-Transit」(イー・トランジット、以下e-Transit)を連携し、新たな物流業界向けのソリューションとして、実証実験を基にしたユーザ・ニーズの吸収や、両社による共同のソリューション提案などを提供します。

物流業界の景気低迷は長期化しており、業界ではコスト削減と合理化を目的とした、企業間連携や3PL業者への転換が行われ、構造改革が一層進んでいます。運送業者は出来るだけ空便を減らし所有車両の運行率(実車率×積載率×稼動率)を向上させること、荷主企業にとっては輸配送コストの削減とタイムリーな配車がそれぞれ緊急の課題であるとされております。一方、交通渋滞の緩和や排気ガス削減などの環境問題への配慮も、業界全体での取り組みが求められています。このような状況の中、インターネット上での運送の需給情報を共有する求貨求車システム、リアルタイムな車両の運行管理を行う動態管理サービスが、これらの課題を解決する仕組みとして注目を集めております。

3PL:3rd Party Logisticsの略。ロジスティクス実務を包括的にアウトソーシング(業務委託:外注)し、それを請け負う事業者。

キヤノン販売は、業界内での他社とは異なるコンセプトによる多数の求貨求車サイト構築の実績から、NTT Comは、運送事業者の効率的な輸配送業務を強力にバックアップしてきた実績から、両社における輸送高度化プロジェクトを2002年1月に発足させ、それぞれのサービスノウハウを活かしながらサービス連携することで、物流業界のお客様ニーズに対応したロジスティクス・ソリューションを提供することが可能となりました。今後両社は5年後の2007年までに、サービス連携による相乗効果によって、輸配送業務における予測IT投資額のシェア50%にあたる年間約50億円の売上獲得を目指し、業界におけるデファクトスタンダードを確立していきます。




【協業サービスの主な特徴】

  1. 求貨求車システムと位置情報システムのサービス連携
  2. お客様のニーズを基にした、両社共同による新サービスの企画・開発



【協業サービスによる効果】

<運送事業者>
位置情報システムの有効利用において、リアルタイムな自社車両の有効活用が可能になり、また求貨求車システムを自社で運用することにより、統合的な配車管理が可能となります。さらに効率的な配車や配送から、車両の運行距離を見直すことが可能となり、環境問題に対する配慮という面においても効果を発揮致します。
<荷主企業>
自社と運送委託契約をしている運送会社の車両の位置情報を追跡していくことで、倉庫への車両入庫時間を的確に把握し、倉庫における庫内業務をスムーズに展開していきます。結果として荷主企業の観点から、SCM(サプライ・チェーン・マネージメント)の側面支援が可能となります。また、求貨求車システムの利用においては、帰り便の有効活用等で直接的に物流コスト削減が可能となります。
<物流元請幹事会社>
運送会社、及び荷主企業という、性質として二面性を持つ物流元請幹事会社においては、双方が 得られる効果と、その効果を別の荷主企業へ、ソリューションとして展開していくといった可能性があります。現在多くの物流元請幹事会社が3PLへの業態転換として、様々なソリューションを自社の商品として提案をしていますが、位置情報システムや求貨求車システム導入といった武装化は今後 ますます注目されていきます。



【今後のスケジュール】

2002年6月1日の本格サービス開始に向け、4月より2社の物流元請幹事会社にて試行サービス導入を予定しております。今年度末までに20幹事会社での利用を見込んでおります。また、2002年4月19日(金)に輸送高度化ソリューションセミナーを開催し、お客様へサービスの詳細、ならびにキヤノン販売とNTT Comが考える次世代ロジスティクス・ソリューションについてご紹介する予定です。またセミナー当日には、本格サービス開始を控えて、試行サービス(実証実験)にご協力頂ける企業様も合わせて募集致します。

●第一回輸送高度化ソリューションセミナー2002

開催日時 2002年4月19日 14時00分〜16時30分
場所 三田NNホール
受講費用 無料
対象業界 物流業界(荷主企業、運送事業者)
対象担当 物流担当 配車担当 情報システム担当
主催 キヤノン販売 NTTコミュニケーションズ
運営事務局 キヤノン販売

●CanoppyNetの概要

荷主の持つ荷物情報と、運送会社の持つ空車(帰り便)情報をインターネットを活用して需給の調整を行う、いわゆる求貨求車業務を行う為のシステムです。CanoppyNetはシステムそのものを幹事会社に提供していくことで、幹事会社自身が運営を行い、独自のビジネスモデルを反映することが可能となる、カスタマイズ型ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスです。

●e-Transitの概要

車両位置情報や所要時間情報等をインターネット経由で地図データと一緒に提供し、車両運行管理の大幅な効率化を実現するASP型車両運行情報提供サービスです。従来のように自前でのシステム構築が不要で、簡易な車載機とインターネット環境だけでリーズナブルな車両運行管理ができます。




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