新製品“オートボーイ N130”は、35mmコンパクトカメラ「オートボーイシリーズ」の中核モデルとして新たに開発されたものです。38-130mmの高画質3.4倍ズームレンズを搭載しながら、クラス最小レベルの小型ボディを実現しています。また、曲線や曲面を活かしたソフトな外観を採用するとともに、シルバーとブルーシルバーの2色を効果的に使用し、より一層のコンパクト感を演出しています。さらに、前カバーのアルミ外装や鏡筒前面のステンレスパネルにより、従来機種とは一線を画す高品位かつカジュアルなデザインに仕上げています。機能面では、AF/AEユニット一体型CMOSセンサーを採用した「パッシブ方式・3点測距AiAF」により、ズーム位置や測距点に連動したきめ細かな露出制御と高精度なピント合わせが可能です。また、連続撮影を含む5種類の機能を任意に設定できるカスタム機能をはじめ、視度調整・手動露出補正機能や使い易いボタン配置など簡単・快適操作を追求しています。
【コンパクトカメラ市場動向】
2002年のコンパクトカメラ(レンズシャッターカメラ)の国内出荷台数は、デジタルカメラ市場の急拡大などにより、対前年比マイナスの約210万台になると予想されています。しかしながらその一方で、機種別の推移を見ると、特定の人気製品の中には販売シェアを維持もしくは伸ばしているものもあり、これらは写真を撮る、あるいは楽しむ道具として、ユーザーから高い支持を得ていることが伺えます。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
近年、コンパクトカメラ市場において、「コンパクト・低価格・高品位」に対するユーザーの需要が高まっています。新製品“オートボーイ N130”は、「オートボーイ120」(1999年10月発売)の後継機種として新たに開発されたもので、3倍ズームクラスで小型・ハイコストパフォーマンスを実現しています。
また、銀塩写真の手軽さ、安心感を求めながら、ユーザーの持つ喜びを満足できる、高品位かつカジュアルなデザインに仕上げています。