導入事例光文堂コミュニケーションズ株式会社

光文堂コミュニケーションズ株式会社(沖縄県)

強みのワンストップサービス体制を拡充

光文堂コミュニケーションズ株式会社は、2010年に創業60周年を迎え、社名を光文堂印刷から光文堂コミュニケーションズへと変更した。
情報のデジタル化・ネットワーク化に伴い、コミュニケーションの手段が多様化する中、充実した印刷システムと長年にわたって培われた高い技術力を核に、新たな事業展開に取り組んでいる。企画・制作から印刷まで一貫したサポート体制で、“お客さま第一主義”を進める中、活躍しているのがimagePRESS C7000VP / C6000である。

キーパーソン

導入の目的(事業の変革)

石版手引印刷機からスタートし、現在では高速オフセット輪転機やハイブリッドUV印刷機など充実した印刷システムで多様なニーズに応える中、包装資材印刷分野でも長年多くの実績と信頼を得ている。オリオンビール(株)をはじめ、泡盛のラベルや各種食品のラベル・パッケージを印刷している。近年、消費者の嗜好の変化が顕著に影響し始め、各種商品の多品種小ロット化が進み、パッケージ印刷にもより販売促進ツールとしての機能が求められている。一方で商品や企業の情報提供にはWeb技術も多く用いられるようになった。販売促進にさまざまなメディアが使われる中で、紙媒体の利便性と必要性も再認識されてきている。
そのような環境の変化に対応するために、デジタル化の動向や最新のシステムに関する情報収集は常に行っており、営業体制と併せて具体的に検討を行ってゆく必要がある。

導入の決め手

約3年ほど前から、市町村会議録の印刷を本格的に担当することになった。各市町村で年4回行われる定例議会と不定期の議会、さらに教育委員会や農業委員会などが加わる。それぞれ印刷部数は平均100部程度で、スポットであれば外注していたものである。このような印刷物を内製化することにより、品質管理と納期を含めた顧客対応を向上させる狙いがあった。議会議事録はページ数が多く合紙も必要である。そこで印刷の文字品質やカラーの画質に加えて、くるみ製本機能や合紙の挿入機能もポイントとなった。さらに一台をカンプ出力との兼用機にすることで、繁忙期に備えた二台体制にする計画だったので、色味の調整などハード面とオープンハウスなど運用面の両方でサポートを重視した。キヤノン商品は初めての導入になるが、機械の性能にサポート力を加えた総合評価で決定した。

導入後の変化

内製化に加えて新たな需要が顕在化

市町村会議録の印刷が、導入当初の主要な仕事ではあったが、会社全体の売上に占める官公庁関連は5%程度で、ほとんどのお客さまは民間企業である。そこで、お客さまに参画型の工場見学をしていただくオープンハウスを実施することにより、高品質・高機能のオンデマンド印刷機の存在を知っていただく取り組みをはじめた。毎週発行される建築系の企業情報誌をオフセット印刷から切り替えたことに加え、新規で500部程度の病院の院内報を受注した。さらに定期性のあるものとして、毎月発行される居酒屋のメニューと社内報が一体化した情報冊子も受注することができた。この冊子も顧客の囲い込みを目的としたものである。オープンハウスは現在若手チームで運営し、例えばホテルの若手の担当者など、同様の立場で企画に悩んでいるようなお客さまを集め、事例を交えた勉強会形式にシフトしている。

お客さまへのレスポンスが向上

市場環境が急速に変化する中、より専門性を高めることでお客さまに最適な情報をタイムリーにご提供するため、営業体制も変更している。流通、パッケージ、商業印刷というようにおもな担当領域を設けながら連携し、さらに専門分野の一つとして“プリントオンデマンド”を設定した。オンデマンド印刷機の機能や活用事例に熟知することで営業活動の幅が広がり、従来には無かった案件が顕在化してきている。カスタマイズDMやナンバリングチケットなどデジタル印刷の機能を活用したものや、大学の卒業論文を10部作成するなどの極小部数への対応がある。何れもお客さまとの距離をより一層近づけている。また、オンデマンド印刷機の導入により名刺印刷を内製化し、受発注を簡便にするための名刺発注システム“名刺楽太郎”を開発した。お客さまの利便性に寄与することで、名刺の受注が高い伸び率を示している。

ビジョンとPOD

人と人とのコミュニケーションをサポート

印刷技術を核に、多様化するお客さまのニーズに柔軟に対応するため、県下で最も早くプライバシーマークとISO14001と両方を合わせて取得している。情報を守り環境を守る取り組みは、お客さまのグッドパートナーであるための必須事項である。さらに多彩な印刷設備を駆使した、企画から印刷までのワンストップ体制により、全工程を厳しく管理しながら、お客さまの事業活動をサポートしてゆく。そのワンストップ体制を強化してゆく中で、高速オフセット輪転機や多色UV印刷機も活躍しているが、それと対極にあるオンデマンド印刷機は、生産性や売上高を追及するものではない。例えば、フォントバリアブルの機能で賞状を印刷すると、お客さまには大変喜んでいただける。オンデマンド印刷機の導入によりメニューが増え、お客さまとの関係に広がりが生まれており、今後さらにお客さまにとって頼り甲斐のある会社になってゆく。

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