imageRUNNER ADVANCE 8105B 導入事例スズデン株式会社

スズデン株式会社(東京都)

imageRUNNER ADVANCE 8105Bの導入で、東京物流センターにおける伝票発行業務のコスト削減と効率化を実現。

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制御機器・電設資材・情報通信機器・電子デバイス機器の販売を中心に幅広い分野で事業を展開

スズデン株式会社は、個人企業「鈴木電気商会」として昭和23年に創業。当時から行っていた制御機器の販売および輸出入業務部門の事業を拡大し、現在では自動制御システムの設計、制御部品の組立て・加工・販売など、幅広い分野で事業を行っている。

平成21年に、千葉県松戸市に東京物流センターを開設。平成24年には、基幹システムのオープン化とカット紙化の検討を開始し、imageRUNNER ADVANCE 8105Bを2機導入した。

今回は同機の導入に至った背景と目的、効果などについて、同社 物流部長 東京物流センター長 山崎博和氏と、業務システムセンター長 木下正文氏にお話を伺った。

キーパーソン

導入に至った背景と目的、効果など

東京物流センターの業務内容とおもな印刷内容についてお聞かせください

山崎氏
弊社の東京物流センターでは、一日に約6,000件強のさまざまな商品を日本全国のお客さまに向けて出荷しています。その出荷用の伝票を東京物流センター内で発行しています。印刷する伝票はお客さまへお渡しする納品書、商品に添付する現品票、そのほか注文書や出荷の明細書などです。
以前は約50カ所ある営業所に商品を届けて、各営業所のラインプリンターで伝票を発行し、お客さまにお届けするという流れでしたが、東京物流センターを5年前に開設して、出荷業務を東京物流センターに集約しました。
集約前は連続帳票を6台のラインプリンターを使用して各伝票を出力し、営業拠点別に仕分と帳合を行っていました。

imageRUNNER ADVANCE 8105Bを導入したきっかけをお聞かせください

木下氏
以前のラインプリンターは複写紙を使っていましたので、印刷コストがかなり高額になっていました。そこで、保守サービスの期限切れが迫っていた時期にあわせて、出力部分のオープン化によるimageRUNNER ADVANCE 8105Bへの移行を検討することにしました。
試算をしてみると、imageRUNNER ADVANCE 8105Bを導入することによりプリンターの台数を減らして保守料金も削減が可能になり、先代機と比較するとかなりコストが下がるということがわかりました。
山崎氏
以前のラインプリンターで古いものは10年くらい使用していました。老朽化もあったと思いますが、最近は作業面でもジャムが発生して再発行にかかる手間が多くなっていました。
ドット抜けも多く、1週間に1回ぐらいの割合でトラブルが発生していました。そのほかにも、連票なので切断作業が必要な点など、運用に関わる負担が大きく、潜在的な課題をたくさん抱えているのが現状でした。プリンターのカット紙化を進めることで、コスト削減とともに業務効率化も図りたいと考えました。

プリンターのデモンストレーションをご覧になったときの感想をお聞かせください

木下氏
基幹システムのオープン化の話が出たのは2011年4月頃で、その年の暮れにキヤノンマーケティングジャパンの品川本社でimageRUNNER ADVANCE 8105Bの実機を初めて見学したときには、まだ弊社の希望要件なども定まっていませんでした。
その後、検討を重ねて再度見学に伺った2012年の10月には、概ね出力要件も定まっていて、実際の業務で使用する用紙を使用して印刷デモを行っていただきました。デモによる印刷は要件を十分満たすものでしたので、その時点で導入を本格的に検討することにいたしました。

コスト削減や生産性向上など、導入後の効果をお聞かせください

木下氏
実際に導入してからは、試算どおりのコスト削減ができています。複写式の伝票を単票多連用紙に切り替える※ことにより用紙コストが4分の1に削減できました。また、6台あったラインプリンターをimageRUNNER ADVANCE 8105B 2台に集約したことでオフィス内のスペースはかなり広くなりました。
山崎氏
作業面では、まず弊社では朝2,000枚ぐらいを一度に出力します。以前のものだと約1時間かかっていた出力が、現在は20分もかかりません。とても速くなっています。台数が6台から2台に減ったのに、所要時間が約3分の1に短縮することができ、大幅に生産性が向上しました。
納品書、送り状、受領書をA4用紙1枚にレイアウト。マイクロミシン目により切り離しできるようにしている。

運用面の効率化についてはいかがですか?

山崎氏
以前は朝6時半ぐらいに出社して連続紙をセットする作業が必要でした。また、複写式は3枚構成でしたが現在は1枚に集約され、切断する手間も省けたので、全体的な工程がかなり削減できています。
営業所ごとの並べ替えの作業も以前は目視で行っていましたが、現在は色紙を間に挟んでソートする機能※を利用していますので、一目でわかり、作業しやすく効率化につながっています。

管理面の負担は削減されましたか?

木下氏
以前のラインプリンターは耐久性の面で1ヶ月で印刷できる量が約2万枚と決まっていました。弊社では繁忙期は1日に約2,000枚出力しますので、一番多いときには月間約4万枚出力します。メーカーからも「消耗が激しいと壊れるのは当たり前ですよ」と、ずっと言われていました。
実は毎週のようにラインプリンターの1台が1回か2回は停止するような状態でした。1台止まれば、その代役は他の所でしなければいけない。そういった負担がないので、作業はスムーズに流れています。

印刷トラブルの減少は図れましたか?

山崎氏
以前のラインプリンターはリボンの残量が少なくなってくると、ドットの圧力が変わって印字が薄くなっていきました。印字結果の許容範囲については人によって基準が違うので、リボンを交換するタイミングが難しい面がありました。印字の具合が「これは見づらいだろう」とか、「これは平気だろう」と、人によって違った判断のまま出荷されてしまうわけです。すると、バーコードが読み取れなかったり、ドット抜けで文字の読み間違いがあったり、クレームが来てしまうなどのトラブルが発生していましたが、現在は印字が原因でのトラブルはありません。
おかげさまで、営業所に散在していたラインプリンターはすべて撤収ができましたし、これまでバラバラに行っていた作業を集約することもできました。当然、営業所も印刷に関わる作業負担は減っていますので、営業に専念できるようになりました。

印刷業務に関する今後の展望をお聞かせください

木下氏
お客さま指定の納品書が一部残っているので、今後はそれを現在の作業フローにうまく取り込みたいと思っています。
山崎氏
お客さま指定の納品書がある場合は、弊社の伝票とお客さまの伝票を帳合する作業が必要になるので、それらが自動帳合できたら、さらに効率化が進み、生産性が向上すると考えています。
木下氏
今後の構想としては、お客さまからデータをいただいて、そのデータから直接お客さまの納品書をつくり込みできるというもので、基幹システムと組み合せて発行する仕組みです。それが軌道に乗り始めれば、さらなる効率化が図れるのではないかと考えています。
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