導入事例株式会社太陽マーク

株式会社太陽マーク(大阪府)

加工技術に小ロット対応を加えた強み

株式会社太陽マークは、明治24年の金属マーク製造業としての創業以来、特殊印刷など独自の技法を蓄積し、現在はディスプレイ・ポップ、ノベルティと幅広い分野でその技術とアイデア力を発揮している。金属やプラスチックなど各種素材への展開と耐久性および品質が高度に求められ、さまざまな商品に用いられる銘板や樹脂プレートでの技術力をベースに、販売促進ツールの企画から製作で顧客のビジネスを支援する中、活躍しているのが imagePRESS C6000である。

キーパーソン

導入の目的(事業の変革)

金属・転写マークの製造に始まり、特殊印刷技術のノウハウを蓄積しながら、売り場ポップ提案、オリジナルノベルティー、展示会什器へと事業を拡大してきている。各種販促ツールを取り扱う中で、多品種小ロットのトレンドへの対応をより強化する必要性を感じていた。紙素材でできたディスプレイに使えるボード資材のリボード(展示会什器)は、活用シーンが展示会という限られた場所と期間の特性から、小ロット・短納期の印刷が求められる。事業としてより本格的に取り組むために、大型UVインクジェット機とデジタルカット機を新たに導入している。同時に、小型のポップやシールなどの小ロット対応と、スポットになる販促系とは別に取扱い説明書やカタログ類にも対応し、年間を通じてお客さまとの接点を持つことでさらに事業を拡大してゆく。そのためには、大型UVインクジェット機と別にもう一つ柱が必要になる。

導入の決め手

店頭ポップでは、スイングポップや三角ポップのような小型のポップ需要も多い。また紙シールも、JANコードシール、取扱い注意シール、カラーシールなど用途も多く、上質紙、アートタック、ミラー系など用紙の使い分けでさらに用途が広がる。何れもオンデマンド印刷機の対象となり得るものだが、型抜きや表面処理など二次加工も必要である。オンデマンド印刷機が普及してきており、導入は視野に入れていたが、会社としてのテーマは“設備をどのように独自の使い方ができるか”である。自社にオンデマンド印刷機を導入しても、年々新しい機械が登場し、他社も運用ノウハウをつけてくる。そのことを前提に、使い方に独自の工夫できるような性能と対応力のあることをポイントに導入検討をした。用紙への対応力や画質などを比較検討し、さらに独自の使い方の取り組みに対するキヤノンの営業スタンスも決め手となった。

導入後の変化

ホームページでオンラインショップを開始

既存顧客における小ロットニーズは多い。ただ、販促ツール事業のベースは受注生産であり、しかも不定期のものが多いため、既存顧客からの受注だけではオンデマンド印刷機を安定稼働させるには不十分である。一方で、ホームページへのアクセス数は増えているものの、おもな商材は一品一様のため問い合わせメールでの受付が主になっている。こういった状況からimagePRESS C6000の導入をきっかけにしてWebで営業を完結させるシステムの開発が始まった。A3ワイド以下のテンプレートを公開しロットに応じた価格を設定。データの受け付けから印刷・加工・納品まで完結できるシステムである。このシステムでオンラインショップを開設すると、具体的にスイングポップ300枚といった注文が入るようになった。足を使った営業だけでなく別の手段もあることが分かり、ホームページの改変につながっている。

営業活動での対応力がアップした

ディスプレイ・ポップやノベルティの営業では、個別の仕様となることが多く、効果的なツールに仕上げるためにお客さまのご要望にきめ細かく対応し、最大限のメリットを引き出すよう心掛けている。さまざまなご相談に対応する中で、ポップを100枚だけ発注されたり、数パターンのシールを数枚ずつ要求されたり対応方法に困る場合がある。imagePRESS C6000の導入により対応出来る幅が広がり、お客さまによりご満足いただけるようになった。さらに効果をもたらすには情報を共有化し、営業する人間がより詳しく“できること”を知ることが最も大切である。用紙の種類や厚さとページ数の最適な組み合せなど、さまざまな使用ノウハウがついてきた。そのことを良く理解した上でお客さまの考えをヒヤリングし、実現できる方法を提案している。

ビジョンとPOD

新規営業活動とWebの両輪で稼動

オンデマンド印刷とリボード(展示会什器)印刷は、新規顧客開拓の際の重要なアイテムとして位置づけている。豊富な実績を持つポップやノベルティ類と併せた広い守備範囲で、新規顧客の獲得率をアップさせてゆく。同時に、不定期でスポット的な販促ツールの特性を補う目的からも、オンデマンド印刷で対応できる取扱い説明書やカタログ類の作成を、顧客に対して新たに営業してゆく。そのために、営業担当への運用ノウハウすなわち“できること”の周知と、オンデマンド印刷で作成した自社商品カタログなど実例の拡充を進めてゆく。もう一つの方向であるオンラインショップでは、Webによる受注専用の商品開発を進め、ミニのぼりやカタログスタンドなど各種商材を活かすかたちで自社の強みをしっかりと打ち出し、ホームページから独立した専門店の立ち上げを目指す。

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