記録メディアにCFast 2.0カードを採用。高画質な305Mbpsの4Kデータの内部記録を実現しました。一方、FHDや静止画はSDメモリーカードに振り分けて記録するため、データが混在する心配がありません。
- 概要
- CANON 4K SYSTEM
- 4K制作環境
との親和性 - 動画/
静止画撮影機能 - 操作性
- 仕様
- 外観
業務用デジタルビデオカメラXC10
4K制作環境との親和性

CINEMA EOS SYSTEMと連携
CFast 2.0/SDメモリーカード内部記録

Cfast 2.0カードによる動画記録時間の目安
メモリー容量 | ビットレート | |
---|---|---|
305Mbps | 205Mbps | |
32GB | 10分 | 20分 |
64GB | 25分 | 40分 |
128GB | 55分 | 80分 |
Canon Log 8bit
シネマ制作で実績あるCanon Log。XC10は、12ストップ相当の広いダイナミックレンジを持ちつつハンドリングしやすい、Canon Logを採用しました。ハイライトやシャドーのディテール調整が可能。グレーディングの幅が広がります。
ワイドDR

Canon Logガンマに加えワイドDRガンマも選択可能。ワイドDRガンマはITU-R BT.709をベースに高輝度部を滑らかに圧縮し、自然な階調と白飛び、黒つぶれの低減を実現しています。ITU-R BT.709をベースとしているため、ポスト処理を必要とせず撮影したままのデータを使用することができます。また、800%のダイナミックレンジを活かして、カラーグレーディングのベースにも活用できます。
ルック設定
動画、静止画それぞれに多彩なルックをプリセット。CINEMA EOS SYSTEMやEOS MOVIEと画質を揃えられるほか、好みに合わせてルックを調整することも可能。またユーザー設定も登録できます。

- 【動画時】スタンダード、EOS Std.、Wide DR、Cinema EOS Std.、Canon Log、ユーザー設定(1/2)
- 【静止画】スタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、セピア、モノクロ、ユーザー設定(1/2)
タイムコード
前回撮影の映像からタイムコードが連続するように歩進するリジェネ、レックラン、フリーランを用意。他のカメラで撮影した映像とタイムライン上に並べられ、編集が容易です。
Canon XF Utility 2.0 for XF-AVC

XF-AVC対応の専用ソフトを開発。4Kデータの取り込みと再生、メタデータの編集、静止画の切り出しと保存(JPEG/TIFF)が可能です。
■ワークフロー
