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「人と自然が織りなす二度とない瞬間」を求めて、
逆光の中に飛び散る雪の細かい粒子一粒一粒まで表現する

菅沼浩 氏
写真家

人と自然が織りなす二度とない瞬間を追い求めて、世界の雪山と海を旅し続けていく写真家 菅沼浩 氏。“美しい自然の中で調和する姿を切り取る” を信条にシャッターを切り、スキーやサーフィンなど様々な写真作品を生み出していく彼のスライド&トークショーにはもはや高画質な映像を投写できるキヤノンプロジェクターが必需品となっている。

一概に雪といっても全てが真っ白ではない。同じ白でも微妙な色の違いがあり、光の当たり方、影の付き方、逆光の有無などによっても刻々と表情が変わる。
この微妙な色の違いを表現し、スキーヤーの自由なライディングを引き出しながら、自然の中で美しく調和する瞬間を写真に収める。そのナチュラルで妥協のない撮影スタイルが多くの支持を集めているのが菅沼浩 氏である。

雪山だけではなく、海での作品も魅力だ。
日光の光や波の揺らぎで表情が変わる海や波、細かい水しぶきまでも精彩に表現し、サーファーの迫力のあるライディングとともに写真に収める。
様々な環境下で変化するため、同じ環境は二度とない自然を相手に「人と自然が織りなす二度とない瞬間」を作品にする菅沼氏は、作品の発表会を定期的に開催しており、その場でキヤノンプロジェクターが果たしている役割や表現についてお話を伺った。

白の表現がきれいにできることで、
より豊かな映像表現ができる

キヤノンプロジェクターを使う前にお持ちだった課題は何でしょうか?

菅沼氏:今まではスライド&トークショーを開催する会場の設備を使ったり、レンタル会社からレンタルしたりしていました。機種もまちまちなため、色や明るさにもストレスがありましたが、仕方がないと思い使っていました。中でも白の色表現は一番難しいのではないかと思っており、雪であることはわかるが、雪の白色の中にある微妙な色の違いや、光の当たり方で色が変化するような繊細な表現は非常に難しく、プロジェクターでこのような表現はできないと思っていました。
また、プロジェクターでは逆光の写真はきれいに映すことが難しく、スライドの前でパソコンの小さい画面や写真、本を見せて「本当はこうなんだ!」と見せることもしばしばありました。

逆光の中に飛び散る雪の細かい粒子一粒一粒が
しっかりと見える

キヤノンプロジェクターをご利用いただいている感想を教えてください。

菅沼氏:白色の濃淡は一番難しいと思いますが、このプロジェクターならばしっかりと濃淡が出せました。
角度で変わる光のコントラストと雪の白さを表現し分けることもでき、ベタっとした白の表現にならないところが気に入っています。
また、逆光の中に飛び散る雪の細かい粒子一粒一粒がしっかりと見えるため、スライドショーが始まる前に「雪の粒子をご確認ください!」とアナウンスするとみんなが注目してくれて非常に盛り上がります。
写真仲間からの評判もよく、写真をプロジェクターで大きく映し、それを見ながら撮影した人がトークするのが参加者によく響いているように思います。

プロ志向で画質にこだわりたい場合は、
やはりキヤノン!

今後、キヤノンプロジェクターに対して期待することは何でしょうか。

菅沼氏:キヤノンプロジェクターはレンズにこだわりを感じます。高性能のレンズで四隅までピントがボケず、本体を斜めにして台形補正をする必要がないレンズシフト技術は使っていて非常に便利です。
色彩表現も忠実だし、色味の調節も細かくできるのでプロ志向で画質にこだわる場合には、やはりキヤノンだと感じました。
また、映像を映す際はプロジェクターだけではなく、スクリーンも意識する必要が出てきました。
色表現にこだわってくると壁の白色とスクリーンの白色では色が変わるため、投写される側も重要であることを認識するようになりました。
キヤノンには、私たちのこだわった作品を映像出力する側でもサポートしてもらえるといいと思います。
「入力(カメラのレンズ)がキヤノンなら、出力(プロジェクター)もキヤノンの揃える方がよいのではないか」と改めて感じました。

写真家 菅沼浩 氏

20代でスキーフォトグラファーとしてキャリアをスタート。現在は湘南のビーチサイドに拠点を置きつつ、スノー&オーシャンスポーツを中心に撮影を続けている。求めているのは、人と自然が織りなす二度とない時間。ライダーの自由なライディングを引き出しながら、自然の中で美しく調和する瞬間を写真に収めること。そのナチュラルでいて妥協のない撮影スタイルは多くのスキーヤー、スノーボーダー、サーファー、オーシャンアスリートから支持され、その作品は幾多の専門誌のカバーや特集、メーカーのカタログやポスターを飾ってきた。
長年にわたって世界の雪山とビーチへの旅を繰り返し、12月に入るとハワイ・ノースショアでサーフィンを撮り、年末からは雪山に渡って氷点下の山でスキーヤーとスノーボーダーと過ごすのが恒例。
それは自ら滑り手でサーファーである自身のライフスタイルでもある。
2013年キヤノンギャラリー銀座にて写真展「立山 November」開催。
2018年 写真集「SHAPE OF SNOW」発売
日本スポーツ写真協会理事、国際スポーツプレス協会会員。
日本ライフセービング協会オフィシャルカメラマン。

スライド&トークショーで使われている
プロジェクター

高画質LCOSパネルを搭載したレンズ交換モデル・WUX6500/WUX6010

高輝度6,500lm/6,000lm、なめらかで精細な映像表現、高解像度で格子感の少ない美しい映像投写が可能なプロジェクターWUX6500/WUX6010が使われました。
反射型液晶(LCOS)パネルを搭載。キヤノンの光学技術を用いることで高画質と優れた色表現を実現しています。
また、優れたレンズ性能により大画面でもズーム全域で四隅までしっかりとピントの合った映像投写が可能。細部にまでこだわった写真や動画の投影に最適です。

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