購入前に知っておきたい基礎知識
「スクリーン」の正しいサイズ選びの基礎知識
居室に合うスクリーンサイズを決めるには?
明るさや解像度と同様に、プロジェクター選びの重要なポイントになるのがスクリーンサイズです。スクリーンの大きさによって、プロジェクターの投写距離や、必要な輝度が変わってくるからです。
ここでは、投写する部屋にあわせて最適なスクリーンサイズを導き出す2つのポイントを紹介します。
■スクリーンのアスペクト比とサイズの目安
40インチ | 60インチ | 80インチ | 100インチ | 120インチ | 140インチ | 160インチ | 180インチ | 200インチ | |
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4:3 | 80×61 | 122×91 | 163×122 | 203×152 | 244×183 | 285×213 | 325×244 | 366×274 | 406×305 |
16:9 | 89×50 | 133×75 | 177×100 | 221×125 | 266×149 | 310×174 | 354×199 | 398×224 | 443×249 |
16:10 | 86×54 | 129×80 | 172×108 | 215×135 | 258×162 | 302×188 | 345×215 | 388×242 | 431×269 |
取付可能なスクリーンの高さから決定する
投写映像が見やすい位置にスクリーンを取り付けるには、スクリーンの下端を人の座高より高く設置すると良いと言われています。
これを基準にすると、「床から天井までの高さ」から1,200mm程を引いた数値が、その投写環境に取付可能なスクリーンの高さの目安となります。

部屋の奥行きからスクリーンサイズを決定する
スクリーン選びの基準のひとつに「視聴距離」があります。視聴距離とは「スクリーンから視聴位置までの距離」のことで、投写映像が見やすい最適な視聴距離は「スクリーンの高さの3倍」と言われています。狭い部屋では視聴距離を考慮してスクリーンサイズを決定することをおすすめします。
一方で、座席数や収容人数が多くて視聴位置を定めにくい広い部屋などでは、部屋の奥行きを基準にすると良いでしょう。一般的に、「部屋の奥行きの4分の1~5分の1の長さ」が、スクリーンの横幅の最適値と言われています。
