記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #05 写真家 名越啓介 2020.12.25

蓄積されていく膨大な記憶。
数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。
だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

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名越啓介
名越 啓介 (なごし けいすけ)
1977年奈良県生まれ。大阪芸術大学卒。19才で単身渡米し、スクワッターと共同生活をしながら撮影。その後アジア各国を巡り、2006年に写真集『EXCUSE ME』を発表。雑誌やカタログ、広告等で活躍する一方で、その後も写真集『SMOKEY MOUNTAIN』、『CHICANO』、『BLUE FIRE』、はじめて国内を題材にした『Familia 保見団地』では『写真の会』賞受賞。2019年8月『バガボンド インド・クンブメーラ 聖者の疾走』をリリース。