記憶の定着 -なぜ写真をプリントするのか- インタビュー #09 写真家 浅田政志 2022.04.01

蓄積されていく膨大な記憶。
数え切れない写真が記憶を断片的につないでいく。
画面で見る写真はまだ、浮遊する記憶のカケラ。
今の時代、その中で写真を完成させることはできる。
だが「完成品」ではない。
記憶のカケラを丹念に蘇らせ、プリントという物質へと導く。
これにより記憶は定着する。写真は初めて完成品になる。

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浅田政志
浅田政志 (あさだ まさし)
写真家。1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2020年には著書を原案とした映画『浅田家!』が公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020.年青幻舎刊)と「浅田撮影局せんねん」(2020.年赤々舎刊)を発表。新作個展をPARCO MUSEUM TOKYOで開催した。