試作にかかるコストと手間を削減し、市内企業の活性化を支援 かわさき新産業創造センターKBIC様 導入事例

公益財団法人川崎市産業振興財団が運営する「かわさき新産業創造センター(KBIC)」は、地場産業の活性化を担う川崎市が設置したインキュベーション施設。
現在、約30の企業、大学の研究室が入居する他、地域の企業を対象に機器利用やCAD研修などを行っている同センターでは、試作開発をサポートするために新しい3Dプリンターの導入を検討していた。
(掲載:2016年1月)

業種
公益財団法人
従業員規模
69人

PDFダウンロード

こちらの導入事例は、PDFで詳しくご覧いただけます。

導入前の課題

  • さらなる展開を視野に最新の3Dプリンター導入を検討
  • 低コストで機器を貸し出すことでものづくりに寄与したいという想い

導入の決め手・導入後の展開

  • 購入先として決め手になったのは販売とサポートを両立できる体制
  • より一層の利用促進を図ることで、産業の活性化につなげたい

より一層の利用促進を図ることで、産業の活性化につなげたい

市内の企業に限定していることもあり、まだまだ製品を試作したいという打診は少ない。
入居企業の中では実際の試作に役立てているところも増えてきており、年20回ほど開催されているCADセミナーでは3Dプリンターのプロセスを組み込んで多くの人に啓蒙を続けている。
例えば、3日間の初級講座の場合、1日目がCADの使い方を教え、2日目にCADで作ったデータを3Dプリンターへ送信、3日目に試作品完成、という流れだ。
「セミナーでは、サンプルとして蝶番(ヒンジ)や印鑑などをつくるのですが、解像度が高く、細部に至るまで美しく表現できるので、皆さん出来のよさには満足いただいています。また、民間に比べてかなり格安なのと、夕方データを持ち込んで、翌日には完成品を持ち帰れるスピード感は他にはないメリットだと思いますし、今後も約1,000社が登録する財団のメルマガなどでもPRし、改めて利用促進に努めていきたいと思っています」
と語る山崎氏。今後の3Dプリンターの可能性として挙げてくれたのが、同センターに隣接するナノファブリケーション施設「NANOBIC」でも研究開発に取り組んでいるナノ・マイクロ技術との連携の可能性。
より一層、製品の小型化や精密化が進む中、それらをどこまで具現化できるか、3Dプリンターへの期待は大きい。

お客さまプロフィール

公益財団法人川崎市産業振興財団
かわさき新産業創造センターKBIC

所在地:
神奈川県川崎市幸区新川崎7-7
職員数:
常勤32名、非常勤37名
事業内容:
ベンチャー企業の成長支援、起業家の創業支援、中小企業の新分野進出支援並びにものづくり基盤技術などの高度化支援。
  • 2015年12月10日現在