株式会社こがわ 様 導入事例

印刷通販初 キヤノン imagePRESSとアグフア Apogeeの連携 ~オフセット印刷とデジタル印刷の融合~

  • 業種印刷業
  • 従業員数52名

更なる印刷通販事業の拡大に向けて
ハイブリットワークフローを構築

青森県青森市に本社を構える株式会社こがわは、1950年に軽印刷業として創業を開始。青森県内のお客様から支持され順調に業績を伸ばしてきました。
ただ、2003年ごろから軽印刷の売り上げが伸び悩み、オフセット印刷に一気に舵をきりました、と話すのは、代表取締役社長の三上直久さん。
当初は、菊半裁の4色機を導入し、それに合わせ、DMを使った営業活動を開始しました。北海道から関東まで配布しましたが、あまり良い反応は得られませんでした。特に、高単価の仕事はDMでは受注できないことが分かりました。
このままではいけないと思い、次の一手を考えました。考えた結果、当時ではあまりメジャーではなかった印刷通販に参入することに決めました。2005年に印刷通販を開始し、商圏も北海道から関東まで広がり、軽印刷時代と比較して、大幅に売り上げアップを実現することができました。
そして、2015年にアグフア製の現像レスプレートAzuraを採用し、UV印刷環境での利用とApogee Prepressによる印刷通販のワークフローを確立しました。
2017年にはimagePRESS C10000VPを導入し、Apogee Prepressと連携したワークフローを構築し、デジタル印刷とCTPを一元化する運用を開始し、更なる効率化を追求しています。「これからはいかに効率よく運用を行い、生産コストを下げるかが印刷通販においてはカギだと思っています。」
(掲載:2018年8月)

01導入背景より効率的なワークフローを目指して

弊社は、印刷通販の会社です。お客様から様々なデータが入稿され、データチェック、面付けの作業を如何に効率よく行えるかが重要です。そのために、わざわざオフセット印刷とデジタル印刷の出力機の違いのために異なるワークフロー環境で運用するメリットはないと考えました。
導入前は、オフセット印刷とデジタル印刷の工程は、独立した別々のフローでした。出力機器や印刷方式こそ異なりますが、入稿から出力指示するまでの工程(データチェック、面付け、RIP処理など)は、共通する点が多くあります。共通する工程はあるのに、それぞれ異なるフローでデータを処理することは、効率的ではないと考えました。
オフセットのワークフローをそのままデジタル印刷にも適応させることで、効率的な出力環境と共通の出力結果を得られる考えに至りました。弊社のCMSは、Japan Color標準印刷認証を取得しており、オフセットもデジタル印刷も同様のカラー再現が必要でした。

Before:MIS→伝票、プリントアウト→Illustrator、面付け→Acrobat、プリフライト→出力指示→デジタル印刷 After:APOGEE PREPRESS MIS→自動面付け、自動プリフライト、出力指示→デジタル印刷→imagePRESS C10000VP 生産管理~プリプレスをシステム化

02選定理由デジタル印刷機の品質向上

一方、既存のデジタル印刷機では、薄紙の紙詰まりが頻発し、現場サイドでは非常に苦労しておりました。
また、表裏見当に関しても苦労していました。名刺や表裏絵柄のあるチケットの場合、オフセット印刷と同じく正確に印刷する必要があり、表裏見当精度は重要です。
用紙の種類や湿度によっては、表裏見当にバラつきがあり、必要な部数を出力する前に必ず、テスト印刷し表裏見当を調整する作業を行っていました。これを問題ない範囲まで繰り返し調整し、印刷しますので、その分の時間や出力コストが1ジョブの製造コストに跳ね返ってきます。
また、デザインよっては、濃度が高い絵柄もあります。例えば、350%前後の濃い絵柄が既存機ではきれいに印字されず、デジタル印刷機側で調整しても、お客様が望む色に仕上がらず苦労していました。そのため、納期によってはやむなくオフセット印刷で対応することもありました。
今回導入した、imagePRESS C10000VPではこれらの課題を全てクリアしているので、表裏見当の調整にかかる無駄な出力は減り、濃度の高いジョブをオフセット印刷に振ることはなくなりました。

03導入効果2割の作業改善を達成

まず、imagePRESS C10000VPを導入したことで、用紙の紙詰まりや、表裏の見当精度向上による無駄な出力が減り、オペレーターの拘束時間が削減できました。つまり、1ジョブの製造原価の削減に繋がりました。これは、ハード側の性能向上による効果です。
次にワークフローの効率化による効果ですが、ApogeeとimagePRESS C10000VPとダイレクト接続した為、面付け、RIP処理、用紙設定、CMSの一元化ができました。Apogeeでデータチェック、面付けを行い、オフセットと同様の工程でデジタル印刷の品質を管理しています。これによりオフセットとデジタルどちらで出力しても安心してお客様に商品をお届けすることができます。
弊社のCMSは、Japan Color標準印刷認証を取得しておりオフセットもデジタル印刷も同様のカラー再現が必要ですので、その点もワークフローを統一することで構築できました。
また、imagePRESS C10000VPがトナー切れなどのエラーを起こしたとき、Apogee側にもそのエラーが表示されますから、わざわざプリンタ本体にエラー内容を確認する必要がありません。こういった点も、現場オペレーターの視点でみると、大事な改善点と言えます。ハード面とソフト面の効果により、おおよそ2割近くの作業改善に繋がったと思います。

04今後の展望新しい商材開発

今後は、厚紙で卓上カレンダーやパッケージ関連の商材開発に力を入れていきたいと考えております。そういった新商材開発に応えられる製品を、キヤノンさんに期待しています。

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