文教ソリューション情報基盤ソリューション(大学向け)

競争の激化により、学校経営においても迅速な意思決定や学生獲得に向けていち早くアクションを起こしていく重要性が高まっています。こうした中、TCO削減やセキュリティ対策、内部統制などさまざまな観点から必要となっているのが、情報基盤の最適化です。マルチベンダーとしての俯瞰的な視点で現状と将来像を把握し、トラブルなく最適化を推進できるキヤノンの〈情報基盤ソリューション〉をご提案します。

サーバソリューション

運用の効率化やコスト削減、BCP対策などさまざまなメリットを持つ仮想サーバ。必要な時に即座に構築できる手軽さもあり、幅広い用途で使用されるようになりました。しかし、CPUやメモリに直接アクセスできず、必ず仮想化ソフトウェアを介しての利用が必要なことからパフォーマンスの面でデメリットも。物理サーバと仮想サーバそれぞれの特性を理解し、用途に応じて使い分ける必要があります。

物理サーバ:AP、ホスト OS、ハードウエア 仮想化サーバ(ホスト型):AP、OS、仮想化ソフト、ホスト OS、ハードウエア 仮想化サーバ(HCI型):AP、OS、ハイパーバイザ、ハードウエア

物理サーバ

物理的に存在する一台のサーバのこと。一つのサーバ上では一つのOS、一つのアプリケーションしか稼働できないため、新しいアプリケーションを稼働させたい場合には別のサーバを新たに用意する必要があります。

仮想サーバ(ホスト型)

OS上に土台となるソフトウェアを入れ、そのソフトウェアの上で仮想マシンを稼働させます。専用のOSを用意せず、すでに利用しているサーバやPCにもインストールできるため、アプリケーションさながらに手軽に実行できます。

仮想サーバ(HCI型)

HCIは分散ファイルシステムの技術を利用して、複数台のサーバ上で複数のサーバ環境を仮想的に運用するサーバシステムのことを言います。ハイパーバイザー上にOSをインストールし、サービスの構築を行います。

項目 物理サーバ 仮想サーバ ホスト型 仮想サーバ HCI型(ハイパーコンバージドインフラ)
概要 物理的に存在する1つのサーバを管理 1台のサーバで複数のOSを管理 ハードディスクやフラッシュメモリを内蔵された専用サーバで仮想化
スペース サーバ台数のスペースが必要 サーバを集約でき、省スペース
サーバ 種類を選ばない 専用ハードウエアが必要
コスト 小規模なシステムに適してる 大規模なシステムに適してる 小規模から始められる
リソース CPUやメモリの使用率は低い 1台の物理サーバーに集約できる
パフォーマンス パフォーマンスが高い パフォーマンスが劣る場合がある ホスト型より高い
拡張性 システム全体を入れ替える 旧システムをそのまま稼働できる ホスト型より高い
管理者スキル 一般的なサーバ管理知識 仮想化や障害対策の専門知識が必要
システム障害 1台のサーバのみの影響で収まる 影響範囲が大きくなる可能性がある ゲストOSは自動的に移動できる
BCP対応 被災地拠点では復旧に時間がかかる 複数の拠点に設置により速やかに再開できる

ネットワークソリューション

ご存知のとおり、ネットワークに接続するには2つの方法があります。接続が安定している一方でケーブルでの接続が面倒な有線LANと、自由な反面、他の機器との電波干渉などにより通信速度が低下する危険性があるのが無線LANです。通信速度を保ちたい場合は有線LAN、フレキシブルに使用したい場合は無線LANといった具合に両者を併用することで、ネットワーク環境をより便利に効率よく使うことができます。

学内無線LAN

無線LANの導入は、学内の情報化を推進し、生徒一人ひとりに情報教育を進める上で重要な要素です。

しかし、「設置したのに上手くつながらない。」「管理体制が不十分で、盗聴や不正侵入のリスクとなっている。」などのケースも見受けられます。

設置時には、セキュリティ面を考慮した管理体制の構築と、適正な端末台数、電波強度などを考慮する必要があります。

キャンパスネットワーク(有線ネットワーク)

接続の安定性や安全性により、用途によっては有効な有線LAN。リモートアクセスで離れたキャンパスから接続を管理したり、自動で障害を復旧したりと、「ネットワークをとめない」しくみを提供します。

クラウド・ソリューション

インフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて必要な時に必要なサービスを利用できることから、普及拡大しているクラウドサービス。その種類としては、Webサービス(ソフトウェア)を対象にサブスクリプション型の料金体系で提供されることの多いSaaSをはじめ、主に開発エンジニアやインフラエンジニアが使用するPaaSやIaaSも挙げられます。違いをよく理解して、最適なクラウドサービスを提供します。

IaaS:ネットワーク、ハードウエア、OS PaaS:ネットワーク、ハードウエア、OS、ミドルウエア SaaS:ネットワーク、ハードウエア、OS、ミドルウエア、アプリケーション

IaaS

仮想サーバやネットワークなどのインフラを提供するクラウドサービスのこと。サーバを利用する際に必要なハードウェアのスペックやOSをユーザーが自分で自由に選定して、ネットワークを通じて使用することが可能です。

PaaS

開発環境を提供するクラウドサービスのこと。アプリケーションサービスを稼働するためのデータベースやプログラムの実行環境などが提供されます。一から開発する手間を省いて、ある程度のカスタマイズを行いたい時に適しています。

SaaS

Webサービス(ソフトウェア)を提供するクラウドサービスのこと。従来はパッケージ製品として売られていたものがインターネット経由で利用できるようになったケースが多く、ほとんどがサブスクリプションベースで使用できます。