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写真ビジネスのためのPROプリンター実践術

  • Vol.1
  • 中野写真館(神奈川県 横浜市)
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  • imagePROGRAF PRO-1000

プロのための性能を磨き上げた最新プリンターを、プロの現場で活用していただく企画。第一回は、家族の想いを一枚の写真に込めることにこだわる中野写真館(神奈川県横浜市)と、画質・生産性を向上させたA2対応インクジェットプリンターimagePROGRAF PRO-1000。メインカメラマンの中野修平さんに話を聞いた。

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PRO-1000の第一印象を教えてください。

「使ってみて最初に感じたのは、やはり、速い※1ということですね。うちではPRO-1を証明写真、葬儀用の写真、そして特別な形状の額に入れる写真等をプリントするのに使っていますが、速さを比べるとPRO-1000は明らかに速いです。本体のサイズに関して、PRO-1よりちょっと背が高いくらいなので、僕はあまり違和感を感じませんでした。音も静かだし振動も少ないですね※2

  • ※1:PRO-1000の新開発プリントヘッドは「1.28インチの長尺ノズル」を採用、高速プリントを実現している。
  • ※2:プリンター本体のシャーシ部分にすべて金属部品を使用。高剛性シャーシが振動を抑え、優れた静粛性を可能にしている。
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イメージをダイレクトに反映してくれる。

色についてはいかがですか。

「僕自身、インクジェットでプリントすることが頻繁にあるわけではないので、意図した色をどうだすのか、これまで悩んでいたこともありました。そういう意味で、PRO-1000の色の再現性は素晴らしいと感じました。
この写真(上)は、EOS 5D Mark Ⅲで撮影。特に男性のジャケットのハイライトからシャドウへの階調、暗部のディテールにこだわってRAWデータを修正加工。まず、それをそのままプリントしてみたのですが、モニターで見ているのと色味も階調もほとんど違いがなかった。これも新インク※3のおかげなのかもしれませんね。その後、コントラストなど調整したりしましたが、わずか計3回のプリントで、自分のイメージをダイレクトに反映したものができました」

  • ※3:新顔料インクと透明インクのクロマオプティマイザーによる12色「LUCIA PRO インク」を搭載。作品制作で重要な色の再現性や暗部領域での表現力が向上。
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自分が見た光景に限りなく近い。

プリントする際、どんな点にこだわりますか。

「一つひとつの作品には撮影の狙いや意図があり、それを表現するためには、写真のなかに『情報』として出てほしいところがきちんと出ているかということが重要だと思います。この写真(上)はマタニティのお客さまで、なにげない日常の一コマのなかで家族の温かな想いを表現したいと思って撮ったんです。例えば右手前で葉っぱがボケているのですが、ただボケているだけではなく、葉っぱらしい色を出したかった。あとは、肌の色の赤みもそうですね。ほしい情報、ほしい色をきちんと再現してくれました。
機材に関して人によってはブランドにこだわる方もいますが、僕はあくまでも自分のイメージを創りあげるうえで『使える』かどうかが導入の基準。PRO-1000は、使える道具になってくれる思います」

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用紙はどのようなものが合うとお感じですか。

「光沢紙も試しましたが、やはり顔料インクだからでしょうか、しっとりとなじむところがマット紙との相性がいいと思いました。また、中野写真館の写真としては、家族や人の温かみが感じられ、やさしさに溢れている雰囲気を追求していますので、そういう意味でもマット系が合っていると思います」

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飾る写真、その可能性が拡がる。

PRO-1000で、どのような商品提案が可能でしょうか。

「今、写真館業界は、多ショット、データ販売をするところが増えてきています。しかし、うちでは多ショットは撮りませんし、写真を紙で残してほしいと考えています。家族写真は、一枚の写真のなかに家族のストーリーをぐっと凝縮して表現すべきものと僕は考えているからです。そういう意味で、優れた画質でフォトグラファーの表現力に応えてくれるPRO-1000は、『一枚の写真』の価値を高めてくれるプリンターだと思います。
またPRO-1000はA2までプリントできますので、額装商品のサイズやデザインの幅を拡げることができると思います。うちでは写真を額に入れて飾ってほしいと考えていて、いつも額装をご提案しています。お客さまの話をお聞きすると、『あまり大きい写真を飾るのはちょっと』と抵抗を感じられる方もいますが、『とにかく馬鹿でかいのがほしい』という方もいらっしゃいます。『飾る写真』という文化を拡げていくうえでPRO-1000は貢献してくれると思います」

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