EOS R5 × 内山尚亮氏 Theme:EOSシリーズ史上最高の解像性能を試す。

EOS R5は、新開発CMOSセンサー、DIGIC X、RFレンズの三要素が一体となることで、解像感、ノイズ、光学特性、すべての要素から画質向上を追求。EOSシリーズ史上最高の解像性能※を実現しています。この次世代フルサイズミラーレスカメラの性能を写真館フォトグラファーはどう感じたのか。フォトハウスベリーベリー(新潟県新潟市)の内山尚亮氏に伺いました。※2020年7月8日現在発売済みのキヤノン製レンズ交換式デジタルカメラにおいて。キヤノン調べ。ISO12233準拠のCIPA解像度チャートで確認。

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[作例1]EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM 1/125sec. F2.8 ISO200

いつもは撮らない、もう一枚に挑戦したくなる。

━ EOS最高の解像性能はいかがですか。

これは、背景からの光をメインに、程よい陰影と抜けの良い透明感を狙って撮ったものですが、降り注ぐ光に向かってEOS R5を構えても、不必要なフレアを抑えて透き通るような白を表現してくれました[作例1]。スタジオのこの場所では、他のカメラとレンズではフレアや抜けの悪さが時間帯が遅くなるほど顕著に出てくるのですが、解像性能に優れたEOS R5とRFレンズはやはり違いますね。

同じ場所で撮った一枚のクオリティを格段に上げてくれるのには驚きました。また、EOS R5はどんな情景もしっかり描写してくれる。そのポテンシャルは、単なる記録的な撮影にとどまらず、独自の作風というか、世界観にこだわった表現に挑戦する意欲をかき立ててくれます。複雑な光の状況で撮った一枚[作例2]ですが、焦点、描写、質感に不安がないから被写体の細やかな表情とフレーミングに集中することができました。

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[作例2]EOS R5 + RF24-70mm F2.8 L IS USM 1/320sec. F2.8 ISO320

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慣れ親しんだ安心感と、瞬時に対応できる操作性がいい。

━ EOS R5を構えたときの感じはどうですか。

EOS Rに比べると、慣れ親しんだ感触というか、構えてみて安心感を感じました。ボディーの重さもレンズとのバランスはいい感じですね。ミラーレスだけにファインダーをのぞかない撮影スタイルも増えていくと思いますが、ちょっと不安定な姿勢でも両手だけで構えてバランスが取れるのはいいと思います。また操作性の良さもプロにとっては重要。スタジオ内でも自然光撮影がいまや主流です。

目まぐるしく変わるISO感度、色温度の変化に戸惑うことなく感覚的に操作できるのは、ふいに現れるお子さんの表情を捉えるうえで非常に重要です。この二枚[作例3、4]は、光源から離れるほどに高感度に設定するなかで、レンズを交換することなく引きから寄りまでの撮影を同じレベルで描写できるか試したときのものです。色温度が違う光源を混ぜた高感度での撮影でも、シャープでありながら柔らかい質感と、好きな色合いを表現してくれました。

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[作例3]EOS R5 + RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/200sec. F2.8 ISO1600

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[作例4]EOS R5 + RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/160sec. F3.5 ISO3200

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[作例5] EOS R5 + RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/100sec. F2.8 ISO640

瞳AFへの信頼が、撮影スタイルをアクティブにする。

━ 瞳AFやボディー内手ブレ補正がいかがですか。

バックモニターを見ながらアクティブにカメラを動かしながら撮る。瞳AFへの信頼感は、そういう撮影スタイルを可能にしてくれます。横だけの動きだけでなく、前後、上下への動きにも優れた性能を発揮してくれるので、私自身も自然と動くようになっていると思います。

ボディー内手ブレ補正は、そういう撮影スタイルをカバーしてくれる機能だと思います。動いて撮るということは瞬間的な被写体の変化に反応できる代わりに、手ブレの可能性も増えるわけですから。ボディー内手ブレ補正があるという安心感によって、カメラ操作が感覚的になって撮影のペースも早くなっているかもしれませんね。

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[作例6]EOS R5 + RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/1250sec. F4.5 ISO800

EOS R5が、写真館フォトグラファーの表現力を解き放つ。

━ image.canonはお使いになりましたか。

ええ、わかりやすいクラウドサービスだと思います。初めの設定は必要ですが、バックアップという意味では第三の保険を操作なしで行えるのは、いざとなったときに有り難みを感じるんじゃないでしょうか。いずれにしても、このカメラは写真館フォトグラファーの表現を解き放つものになると思います。

というのも、表現に変化を求めるならば、スタジオのあらゆる場所をフルに活用して撮りたい。しかし、光や天候によって使いにくい場所は知らず知らずに使わなくなるんです。EOS R5とRFレンズがもたらす解像性能、その許容範囲の広さは、そうした自然光中心のスタジオの弱点を補ってくれる。スタジオにデッドスペースを作らせない性能は、撮影する側にとって非常に重要なものです。

内山尚亮
PROFILE

内山尚亮(うちやま なおあき)氏

1975年生まれ。東京工芸大学写真技術科を卒業後、東京・西麻布のスタジオBAKUで修行、海外ではカンボジアを中心に世界遺産アンコールワット遺跡群の撮影アシスタントに従事。その後、岐阜の瀬古写真の瀬古安明師に弟子入り。2001年に内山写真館(新潟県村上市)へ入社。2005年フォトハウスベリーベリー(新潟市東区)、2010年ライフスタジオ新松戸店(千葉県松戸市)、2012年フォトストーリーベリーベリーベリー(新潟市中央区)をOPEN。現場で撮影しながら、スタジオインテリア、改装を含めたコンサルタント、セミナー講演も多数務めている。

URL:URL:http://www.veryvery.info/ 別ウィンドウが開きます
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