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トップ > ITのチカラ [Vol.19] 企業における情報セキュリティ対策のアップデートの重要性 > ソリューションレポート
標的型攻撃やフィッシングなど情報セキュリティに対する脅威が収まることはなく、攻撃手法はますます巧妙化している。こうした状況の中で重要なのは、最新の動向を反映した情報セキュリティ対策のアップデートだ。企業や個人がどのような意識を持ち、どんな観点で対策を行っていくべきなのかを探る。
今回のポイント
ソリューションレポート
キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)グループの「サイバーセキュリティラボ」では、マルウェアの解析やサイバーセキュリティ関連技術の研究を行っており、大学との共同研究など産学連携も含めてさまざまな活動を展開しています。また、こうした活動によって培った知見をWebサイト「マルウェア情報局」(3月中旬に「サイバーセキュリティ情報局」へ名称変更予定)で発信しており、巧妙化するサイバー攻撃の手法や大手企業が攻撃された事例などを紹介。多面的な情報発信により、国内でも有数のセキュリティポータルサイトとして多くの方にご利用いただいています。
キヤノンMJグループでは、こうした技術研究や情報配信により長年培ってきたサイバーセキュリティ対策の知見と幅広いデジタルセキュリティソリューションを活用することで、お客さまへの最適なサイバーセキュリティ対策の提案・提供を行っています。
デジタルセキュリティソリューションにおいては、特にマルウェアなど外部からの攻撃や不正侵入といった脅威からクライアントやサーバーを守るエンドポイントセキュリティ領域に強みを持っているほか、標的型メールを受信前に防御するメールフィルタリング領域では国内トップシェアを持つサービスを擁しています。このほかコンサルティングからシステム構築、運用サービス、運用サポートまで、あらゆる領域をカバーできる多様なセキュリティソリューションを展開。ワンストップで企業全体のデジタルセキュリティ体制の構築をサポートすることはもちろん、すでに他社のソリューションを導入しているお客さまにも、対策が不足している点やアップデートが必要な点に応じて適宜ソリューションを組み合わせて対応しています。
情報セキュリティのリスクが高まっている一方で、お客さまがセキュリティ対策にかけられるコストには限りがあります。キヤノンMJグループでは、お客さまの希望をじっくり伺い、それぞれのお客さまにとって何が価値のある資産なのかを起点として、コストとのバランスを考えながら重要な資産を守るためのセキュリティソリューションの提案に注力しています。
今後はセキュリティ人材の不足により社内でのシステム運用が難しいお客さまや業務システムのクラウド化の進展を考慮し、マネージド型やクラウド型によるセキュリティサービスの提供などにも力を入れていく方針です。
長年培ってきたサイバーセキュリティ対策の知見やソリューション営業力・開発力、海外製品の商社機能などを生かした「デジタルセキュリティソリューション」を提案し、お客さまのセキュリティ領域における課題解決を実現し、社会の「安心・安全」に貢献する