キヤノンの独自技術により開発した「Vトナー」を採用しています。
平均粒径5.5μmのVトナーは、微細に分散したワックスを均一に内包しており、オフセット印刷に迫る高い色再現や、対応する多様なメディアに応じた最適な光沢感を実現します。
クリエイティブアーツ向けプリンターimagePRESS C1+Ⅱ高精度・高精細
印刷画質に迫る、カラー再現性[Vトナー(Vivid Color Toner)]
表現の幅を広げる[Vトナークリア]※1
キヤノン独自のテクノロジーにより、新規に用紙表面の光沢度合いを制御する[Vトナークリア]を開発致しました。[Vトナークリア]は、質感のある画像や透かし模様、マット表現などドキュメントに幅広い装飾効果を生み出すことが可能です。従来では対応が難しかったお客さまの後加工ニーズに対応することが可能となり、印刷物の高付加価値化をもたらします。
- ※1オプション
[Vトナー]と[Tキャリア(Tough Carrier)]の相乗効果で、粒状感を抑えた滑らかな画像再現
安定した画像品質を提供するオートキャリアリフレッシュ機構を採用。また、[Vトナー]と新開発のキャリア[Tキャリア]の相乗効果により、粒状感を抑えた、滑らかな画質を実現します。
多種多様なメディアに対応し、高い光沢感を実現する[ベルト&ローラ定着]
imagePRESS C1+Ⅱでは、多種多様なメディア対応と豊かな光沢感を実現する[ベルト&ローラ定着方式]を採用。通常のベルト方式よりも広い定着エリアを確保できるワイドニップの採用により加圧と温度を調整し、トナーとメディアへのストレスを抑えることで、トナーの飛び散りや色味のズレを軽減し、高品質かつ高精度な画像再現を実現します。
色味安定と耐久性を兼ね備えた[Eドラム(Excellent Drum)]採用
OPCドラムの表面に、特殊コート層を施した[Eドラム]を採用。表面が硬く摩耗しにくいため、高い色味安定と高耐久を実現します。
さまざまなメディアに対応する[弾性中間転写ベルト]
従来の樹脂ベルトに弾性をもたせた中間転写ベルトを採用。凹凸などのさまざまな表面性をもったメディアにも着実かつ均一にトナーを転写し、ラインや文字・画像を高い品位で再現します。
イメージしたカラーをリアルに再現する[デュアルダイレクトマッピング機能]
スキャンしたRGBデータを、本体に記憶されたRGB信号を基準に補正する[入力ダイレクトマッピング機能]。スキャナー部の色差を低減し、コピーやスキャン画像の色再現性を向上させます。また、入力されたRGB信号データを、本体に記憶された印刷信号(CMYK)に直接置き換え出力する[出力ダイレクトマッピング機能]で、パソコンからのRGBデータ出力やコピー時でも、高い色再現性を発揮します。
処理能力の高い[iPR(imagePRESS)コントローラ]
imagePRESS C1+Ⅱでは、処理能力の高い[iPRコントローラ]を採用。その心臓部となるのが、666MHzと400MHzのデュアルCPUと画像処理をつかさどるグラフィックエンジンを1チップに集積したSOC(システムオンチップ)です。また、プリントやコピー、ファクス、スキャン、ボックス内のデータ活用などのコンカレント処理(同時並列複合処理)にも磨きをかけています。
印刷物にアテンションと付加価値をもたらす[Vトナークリア]※1
imagePRESS C1+Ⅱは[Vトナークリア]の効果により、印刷物全体の光沢均一性を高める表現やメタリック調の装飾効果を実現します。色合いや立体的な質感のあるデザインも可能にする部分コーティングなど、企業向けブローシャーやPOP、リーフレットなどへ幅広い活用が可能となり、クリエイティブワークに「+」の付加価値を提供します。また、情報セキュリティー性を高める目的で、透かし模様などを「機密文書」や「チケット」に入れることで複製を防止・抑制する効果も期待できます。
- ※1オプション
“1,200dpi×1,200dpi”の高画質と“256階調”での高品位画像を再現。高精細 [赤色ツインビームレーザー]
imagePRESS C1+Ⅱは、高品位な画像・文字および細線を精細に描写するレーザースキャナーユニットを搭載。拡散の少ない赤色ツインビームレーザーを採用することで、色や輪郭などの位相のズレまで制御し“1,200dpi×1,200dpi/256階調”での高精細な画像書き込みを行います。
メディアの表面性に応じた、自然な光沢感を表現する[Gloss Optimization(グロス最適化)]
imagePRESS C1+Ⅱでは、トナーの熱融解特性を印刷するメディアの光沢に応じて最適化することで、トナーの載り量に依存しない面内の光沢均一性を実現。メディアの風合いを活かしたシャドー部分の再現性など、商用印刷に近い質感を実現します。
表現力をサポートする、多彩な[プリセットスクリーン]
線成長、ドット成長などのさまざまなディザパターンを搭載。また、これらパターンをオブジェクトの種類(イメージ・グラフィック・テキスト)ごとに適応するエンジンハーフトーン機能により、多彩な表現をサポートします。
繊細なディテールを再現する[AST(アドバンスト・スムージング・テクノロジー)※1]
imagePRESSが採用した最新技術AST(Advanced Smoothing Technology)は、プリンター解像度に依存しない、従来とは異なるジャギーレス処理。スクリーンパターンにより発生するジャギーを改善し、ディザパターンが異なる場合でも対応可能。ハーフトーンにおいても、エッジ部に補正処理を加えることでジャギーを軽減します。この相互補完でハーフトーン文字からグラフィックまでの情報表現を美しく、スタイルも豊かに表現します。
- ※1imagePRESS Serverは、テキストのみ適用。
文字プロポーションを美しく再現する[Effective Resolution System(ERS)]
1,200dpi×1,200dpiの高解像度フルカラーデータの画像処理を実現する[Effective Resolution System(ERS)]を搭載。
文字プロポーションや線の太さを均一に再現します。
繊細なライン、極小文字のカスレを補正する[精細濃度補正]
1,200dpiレンダリング時の繊細なラインや小さな文字、とくに明朝などのフォントでの横線などのカスレ具合を微調整。細部にわたるまで、印刷レベルの刷り上がりをサポートします。
[トナーリダクション]/[色細線補正(Object Base Toner Reduction)]
トナーリダクションは、2色以上を高濃度で掛け合わせたオブジェクトに対し、トナーの飛び散りなどを低減します。文字や細線を精細にみせる効果も期待できます。また、色細線補正(Object Base Toner Reduction)では、全オブジェクトを対象とするトナーリダクションの効果に加え、グラフィックオブジェクトに対してのみさらに使用トナー量を調整する機能です。色味や解像度を保ちつつ、小さな文字などをくっきりと表示させる効果が期待できます。
線数・角度の詳細設定を可能にする[ハーフトーンシミュレーション]
線数や角度、網点形状の設定を、指定したパラメータでRIP処理できます。しかもCMYK各版で、個別に線数・角度の指定も可能です。
[シャープネスフィルター]
ウエブなど画像のエッジ部を強調または弱め、シャープさを7段階で調整できます。
[イメージスムージング]
ウエブなどで多用される150dpi以下の低解像度ラスターイメージを補完し、印刷時の画質を向上します。
フルカラー/14.2ppm、モノクロ/60ppmの生産性
imagePRESS C1+Ⅱでは、A4フルカラー14.2枚/ 分(Vトナー使用時は11枚/ 分)、A4モノクロ60枚/ 分のプリント速度でクリエイティブワークをサポートします。