CMYKトナーの濃度バランスの状態を整えるためのキャリブレーションとして、CMYK各色のグラデーションをランダムに配置したテストチャートを採用することで面内ムラの影響を軽減し、より精度の高い補正ができます。※1
- ※1マルチカラーイメージリーダーユニット・K1を使用する場合。
CMYKトナーの濃度バランスの状態を整えるためのキャリブレーションとして、CMYK各色のグラデーションをランダムに配置したテストチャートを採用することで面内ムラの影響を軽減し、より精度の高い補正ができます。※1
CMYKトナーを単色ごとではなく、複数のトナーを組み合わせた混色をバランスよく補正する自動色調補正機能を搭載しています。従来の階調補正ではできなかった多次色の変動を補正することで、広範囲な色域において優れた色味の再現を可能にしました。
トナーの表面特性を改良し耐久性を大幅に向上させたことで、高品質かつ安定した色味で大量印刷が可能になりました。転写性にも優れ、さまざまなメディアにおいてガサつきを軽減し、高品質な色味再現を維持します。
現像器回りの温度上昇が要因となる色味変動を抑えるため、エアフローによる冷却風と冷却ダクトを装備しました。この排熱効果によって現像器周辺を低温度に維持すると同時に、熱による現像剤やトナーの劣化も防止することで、優れた色味安定性を実現します。
現像器内にトナー滞留を引き起こさない構造を採用することで安定したトナー供給を実現しました。濃度や画質の安定性向上につながります。
版ずれによって発生する色の境目の白抜けを自動または任意の幅で緩和できるトラッピング機能を搭載しています。補正によって最終出力イメージをリアルに再現します。
転写ベルト上に配置されたCMYの紙間パッチ濃度を測色し、理想濃度とのズレを補正します。各色5階調のパッチを採用することで低濃度域から高濃度域まで正確な補正を行い、安定した色味の再現を実現しています。
用紙搬送時の斜行をローラーの逆回転で補正するほか、センサーによる左端レジ補正機構を搭載しました。省スペースでありながら精度の高い表裏見当を実現しています。
Induction Heating(IH)技術によって予熱をせずに定着ベルトを瞬時に高温にすることを可能にしたほか、大幅に消費電力を削減しました。冷却ファン・ダクトによるベルト冷却効果で定着温度の安定化も実現し、メディア混載時にも高い生産性を誇ります。
熱伝導率の高い上下2本のツイン定着ベルト「Advanced-TBF」を採用し、優れた定着性を実現しました。ローラー定着に比べて搬送時の圧力を抑え、用紙のカールや波打ちの発生も軽減しています。高性能な用紙搬送・定着技術によって高品質な仕上がりをサポートします。
調整用のチャートを出力し、プリンター本体のスキャナーで読み取るだけで、レジスト/斜行/直角/台形/倍率の補正が容易に行えます。目視による測定や補正値の入力が必要なく、どなたでも短時間に正しい補正が行えます。