実は、これまでのレポートを振り返ると“VUCA”というキーワードは若者からも出てきています。
「不確実なVUCA時代を生きるためにはスキルアップしていくことは必要で、何が起こるか分からないからこそ自分のやりたいことや好きなことを大切にしたい。」
また自分らしさを重視する姿も、過去のディスカッションから何度も見受けられています。ただ、自分のやりたいことや好きなことを大切にしたいと思う一方で、自分らしさを明確に見出せている若者は少ないのではないでしょうか。このような背景から「現代の若者が求める学び」について、下記の仮説を立てました!
若者は、自分の好きを見つけるきっかけ=“自分らしさの発見につながる学び” を求めているのでは?
ワークショップには、高校生と大学生計12名に参加してもらいました。参加者には普段の生活を振り返りながら自身の意識や経験について紹介してもらい、その過程で気づいた若者の価値観についてディスカッションしました。今回の議論では、まず現在自分たちが置かれている環境や抱えている気持ちを整理し、理想の社会人像について話し合いました。そこから現在と理想の姿を比較することで、自分たちが求めている学びが何か議論し合いました。仮説の内容はもちろん学生には知らせていませんが、実際はどうだったのか。具体的なエピソードを紹介しながら検証します!