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トップ > ITのチカラ [Vol.18] 「ニューノーマル時代」に求められる働き方とテレワークが果たす役割 > ソリューションレポート
労働生産性向上に向けて「働き方改革」の必要性がうたわれてきたが、実行できていた企業は多くない。新型コロナウイルス感染症拡大を機にテレワークによる在宅勤務の導入が進む中、本来の目的である生産性向上に焦点を当てた「ニューノーマル時代」の働き方について、慶應義塾大学大学院の鶴 光太郎さんに聞いた。
今回のポイント
ソリューションレポート
キヤノンシステムアンドサポート(以下、キヤノンS&S)は、複写機、ファクシミリ、ワープロが「三種の神器」といわれた時代から、これらの製品を全国の中堅・中小企業のお客さまに提供してきました。近年ではITシステムや、クラウド、DX(デジタルトランスフォーメーション)対応などさまざまなソリューションを提案しています。
コロナ禍後はニーズが大きく変化し、テレワーク対応に関するお問い合わせも多くいただいています。その課題はさまざまですが、中堅・中小企業のお客さまにおいては、環境を整えるだけではなく、労務管理や業務内容をいかに"見える化"するかも鍵となることが分かってきました。
急速にテレワーク導入が進む中、これまで多くのソリューションを提供してきた経験を生かし、顕在化していない課題についても的確にお伝えし、生産性向上につなげていくよう取り組んでいます。
具体的なテレワークのソリューションは、お客さまのニーズに応じて最適なものを組み合わせて提供しています。中堅・中小企業のお客さまの場合、リモートアクセス環境を整えるところから始めるケースが多くあります。オフィスほどセキュリティ対策が施されていない自宅のネットワークを利用することも想定し、可能な限り安全に社内システムやクラウドサービスに接続できるテレワーク環境を整えることが求められます。
また、テレワーク導入によって、労務管理や業務内容の"見える化"、情報共有やコミュニケーションを実現する仕組みなどのニーズも発生します。そうしたお客さまの要望に合わせ、ソリューションを段階的に導入していく提案も可能です。今後はネットワーク回線がさらに混雑することが予想されることから、帯域逼迫(ひっぱく)を解消するソリューションも提供予定です。
テレワーク環境が進んでいくことで、IT管理者の方に従業員から多様な質問が寄せられ、対処し切れなくなるケースも生じます。そこでキヤノンS&Sは、お客さまの拠点はもちろん、IT管理者の代わりに従業員のテレワーク先にリモートアクセスしてトラブルを解決するといったサービスも提供しています。
これからさらに複雑化していくことが想定される課題に対し、常に中堅・中小企業のお客さまに寄り添い、テレワークにおける新たな課題解決の提案と生産性向上の実現に、共に取り組んでいきます。
キヤノンS&Sではテレワーク環境の構築や運用に必要な各種ツールやソリューションだけでなく、全国を網羅する拠点やリモートアクセスを活用したIT保守サービスも提供する